< 8話(1月26日放送) >
来てしまいました、『さくらの親子丼2』最終回!やはり8話だと早いですね。
今回1話でバババ~ッとまとめていく回です笑
無事にストーリー回収できるのか?
前回7話のあらすじ&感想は以下「『さくらの親子丼2』7話感想:拓ちゃんまさかの退所!?(ドラマネタバレ)」をチェックしてください!
8話のあらすじ
さくら(真矢ミキ)は香(塩野瑛久)が窃盗団の一員として捕まったと知らされ、衝撃を受ける。
香が無断外出を繰り返していたのを知っていただけに、自分を責めるさくらだった。
その矢先、「ハチドリの家」に新たな少女が保護される。少女の顔を見て、驚くさくら。その少女とは…。
一方、過去の数々の犯罪歴により受け入れ先が無く、「ハチドリの家」に1年半以上いる由夏(岡本夏美)は、未来が見えないため何事にも投げやりになっていた。
小学生の頃母親に捨てられて以来、何度も罪を犯しては少年院を出入りする壮絶な人生を送ってきた由夏。
「泥の中を泳ぐのって疲れんだよね」との由夏の言葉にさくらは不安を抱くが、ついに雇ってもいいという美容院が見つかる。
明るさが戻り、はりきって働き出した由夏だったが・・・。
桃子(名取裕子)や川端(柄本時生)の奔走で、香が「ハチドリの家」に戻ってくる。
香がなぜ窃盗団にいたのか、そこにはある理由があったのだ。
しかし、香は保護観察中の身。遵守事項に反していると保護観察所に判断されれば、少年院に戻し収容される可能性があると言う。
由夏や香だけでなく、「ハチドリの家」に避難する子どもたちそれぞれに、変化が訪れていた。
詩(祷キララ)の大学入試やマリア(日比美思)の高校復学など…。
さくらも皆を応援しようとするが、桃子から、愛され慣れていない子どもたちに愛情の質を勘違いされてしまう危険性があるため、過度なスキンシップをやめるよう諭される。
「あたし達は母親にはなれないのよ」…子どもへの向き合いについて、桃子との隔たりを感じ戸惑うさくら。
そんな中、新たな事件が起きて…。
子どもたちに明るい未来は訪れるのか?そしてさくらさんの選択は?
最終回の見どころは、やはりそれぞれの子供たちの行方。特に香と由夏!
前回の終わりで香が警察に逮捕されたとさくらさんに連絡が入りました。
急いでハチドリの家に帰るさくらさんですが、香が”盗賊団の一員”として捕まったと知らされます。
しかし、香の妹を盗賊団から抜けさせるために自分が入らざるを得なかったこと、また窃盗も未遂だったことから一旦ハチドリの家に帰ってきます。
ただ、香は少年院仮出所中の身。一体どうなるのでしょうか…
そして由夏。由夏は通常2か月ほどしかいられないはずのハチドリの家に1年半暮らしています。
少年院で美容師の資格を取ったため美容室に面接に行くのですが、過去がバレて断られることの繰り返しだとか…
今回は由夏の壮絶な過去も明らかになります。
半ば諦めかけている由夏をさくらさんは必死に励ましますが…
『さくらの親子丼2』8話の感想 (ネタバレあり)
香は良い子なのに、環境が悪いせいで抜け出せない…のか
警察に捕まった香ですが、妹の為だったのでやはり良い子だったんだなとわかります。
でも妹と一緒に逃げるとかハチドリの家の大人に助けを求めるなど(外出禁止だから怒られるだろうけど窃盗で捕まるよりは100倍マシ)他に方法はあったのではないかと思うんです。
妹のためだから仕方なく窃盗団に入るなんて、やはりどこかで自分のことを諦めているのではと心配になります。
さくらさんといい関係を築き始めていたんだから、さくらさんに助けを求めても良かったのになぁ。
結局少年院に戻ることになってしまい、悲しかったです。
本人も強がって笑顔をみせていましたが、悲しかったことでしょう。
さくらさんも香のことは目をかけていたから、とても寂しかったでしょうね。それでもどうにもできないもどかしさもありました。
由夏の壮絶な過去とさくらさんの決断!
由夏にはやはり壮絶な過去がありました。
親がロクでもなかったせいで、グレてしまったり、犯罪に手を出したり、やはり子供を産んで手放したこともあったようです。
そんな由夏が真面目に働こうとしても、過去の事件や少年院に入っていたことでレッテルを貼られていじめられたり、上手くいきません。
一生懸命やろうとしても今ではどうにもできない自分の過去に邪魔をされます。
自分の人生は泥の中を泳いでいるようだ、もう疲れたからほっといてほしいと居なくなります。
それでもさくらさんは放っておくことなんて出来なくて、由夏を叱り、抱きしめます。
目の前に溺れそうな子供がいて放っておける人ではないんです、さくらさんは。
自分の手で、出来ることを精いっぱいしていく。
それこそあの絵本のハチドリのように…
とてもカッコいい大人だなと思います。
自分の子供ではないし一生面倒を見るなんて出来ないかもしれない、でもその時その時で最善だと思った出来ることをしていくブレないさくらさんだからこそ、子供たちも信頼をしているんでしょうね。
桃子先生が由夏を突き放すように「自分のことは自分でなんとかしなさい」と言ったとき、一瞬ドキッとしました。
でも「行くところが無かったら九十九堂って古本屋があるから…」とさくらさんのところへ行くように言ってあげて安心しました。
桃子先生も子供たちのことを一生懸命考えているんですよね。
子どもたちはこれからそれぞれの人生を進んでいきます。
さくらさんがハチドリの家で子供たちにしてあげたことは、子どもたちの心の中にずっと残っているのではないでしょうか。
心がほわっと暖かくなる、さくらさんが素敵でとても楽しくみれたドラマでした。
まとめ
毎回本当に楽しく見れたのですが、最終回ちょっと欲張りすぎたというかばばっとまとめにきましたね笑
それでもじんわり感動して、ちょっと笑えてとても楽しかった~
さくらさんは真矢みきさんだからこその愛嬌と強さがとても素敵でした!