< 4話(1月28日放送) >
月9『トレース ~科捜研の男~』4話の感想をお伝えしていきます。
今回は科捜研のメンバーである相楽(山崎樹範)のお兄さんが亡くなってしまった件を捜査!
一体何が起こったのでしょうか、、
前回3話のあらすじ&感想は以下「『トレース』3話感想:虎丸刑事の刑事としての信念(ドラマネタバレ)」よりチェック!
4話のあらすじ
科捜研法医研究員の相楽(山崎樹範)の兄・浩司(やべきょうすけ)が遺体で発見される。
発見場所は浩司のアパートで、第一発見者は、アパートの大家から浩司と連絡が取れないとの連絡を受けて訪れた相楽だった。
死因は、頸動脈を切られたことによる失血死で、凶器は部屋にあった包丁だった。
また、室内は荒らされており、財布や預金通帳等がなくなっていた。
真野(錦戸 亮)とノンナ(新木優子)は、臨場要請を受け現場に向かった。
そこで虎丸(船越英一郎)は、遺体に首以外の傷がないことから、強盗に見せかけた顔見知りの犯行だと主張する。
真野たちの鑑定によれば、室内から被害者以外のDNA型は見つからなかった。
だが真野は、収納ボックスの引き出し内に付着した一滴の飛沫血痕が気になっていた。
虎丸が主張するように、犯人が浩司を殺してから強盗に見せかけて部屋を荒らしたのなら、引き出しの内側に血痕がつくはずはないからだ。
事情聴取で相楽は、浩司とは何年も会っていないと話す。浩司は嘘を並べて家族や友人から金を借りており、相楽自身も300万円ほど貸したままだという。
アイツは殺されても仕方のない嘘つき野郎――相楽はそう言い放つ。
見どころは思わず泣いてしまう衝撃の事件の真相
今回は科捜研の仲間の身内が亡くなったということで、特にノンナは何か少しでも役に立てないかと必死に調査します。
相楽からは「迷惑かけたくないから普通にやって」と言われるものの、どうしても力が入ってしまいます。
真野は特別なことはなくいつも通り調査しますが、特別犯人に繋がる証拠は出ず…
それでも些細な引っかかる点が出てきます。
調べていくに従って、少しずつ明らかになる相楽の兄のこと。
相楽が隠しておきたかった事にまで踏み込む事になり怒りをかい、真野と相楽の関係は悪化の一途。
そして最後に明らかになる真相は、、
今回も衝撃の事実で、思わず涙が溢れてしまいます。
『トレース』3話の感想 (ネタバレあり)
今回も何となしに見ていたら、事件の真相解明部分でぐっときて泣いてしまいました。
真相部分は毎回本当によく作り込んであるなという印象です。
科捜研に突然現れた(かのような)相楽…
科捜研の真野、ノンナ、海塚所長以外のメンバーの相楽です。
もちろん1話から居て顔は知ってるんですけど、これまであまりにもストーリーに関わっていなくて初めて名前を知ったというレベル。
その為どういう人かは全く分からず。。
真野との関係性、しかも真野が科捜研で浮いているっていう表面の部分くらいしか描かれていないので、相楽がどんな性格でどんな背景を持ってる人なのか全く分からず…
これまでのストーリーの間に少しでも人間性が分かるような表現があればもう少し厚みを感じられたのではと思います。
真野の過去の事件は進展せず…微妙に進展したのはノンナの気持ち!?
真野の家族が亡くなった過去の事件については今回特に進展せず。
進展したのは、ノンナの科捜研研究員としての成長と、真野に対する尊敬と好意が入り混じった微妙な気持ちでしょうか。
調査の入り込み方は真野を見習って真実を追求するために出来ることは全てする、という勢い。
そしてみんなに避難される真野を庇うなど、真野の本当の人間性に好意を持っていることが伺えます。
真相は意外な、兄の弟に対する想い…
相楽兄弟は子供の頃はとても仲良しだったんですよね。
弟想いの良いお兄ちゃんでした。
ところが大人になって兄が落ちぶれていってしまい、弟は何度も裏切られて最後には縁を切るような形に。。
家族の関係って本当に難しい。
兄弟なら比べられたりもするし、上手くいかなくても簡単には切り離せない。
罪悪感だってきっとお互いに持ったままだっただろうし。。
弟の目線で語られる兄は、どうしようもなくお金にだらしなく、嘘つきで、挙句に違法なものに手を出す始末。
しかし、兄の目線から見た弟はどうだったんでしょうか。
亡くなる前の兄の気持ちはどうだったんでしょうか。
その真相は、弟への気持ちがこもった思わぬものでした。
真相を知って「馬鹿だなぁ…!」と泣き崩れる相楽の気持ちが伝わってきて痛かった。
あれ、お久しぶりです!…千原ジュニアが出てきた
千原ジュニアが1話以来、久しぶりにちょこっとだけ出てきました。
どうやら真野の過去の事件に関わりがあったようですね。
にやっと笑ったり、自分の血で真野の写真を汚したりとちょっと危ない雰囲気が…
この人、もしかして警察の人間だけど事件の犯人なんでしょうか…?
次回5話のあらすじ
科捜研の 真野(錦戸 亮)のもとに、捜査一課の刑事・虎丸(船越英一郎)から鑑定依頼が届く。
黒鷹山の山道付近で殺害遺体が発見されたのだ。被害者は、スナックに勤める海東奈津美(滝沢沙織)。
死因は頭部を強打されたことによる脳挫傷で、死後3日が経過していた。また、遺体の周辺からは、被害者とは違う人物の毛髪が見つかっていた。
毛髪のDNA鑑定を行ったノンナ(新木優子)は、それが18年前に誘拐され、そのまま行方不明になっている幼児のものであることを知る。
18年前に起きた『鶴竹町幼児誘拐事件』は、スーパーで買い物中の母親・島本彩花(矢田亜希子)が目を離した隙に、娘・ユウちゃんが誘拐された事件だった。
彩花と父親の彰(山中 聡)は、誘拐犯からの指示に従って身代金を届けた。
だが、ユウちゃんがいるというコテージにはその姿はなく、代わりに誘拐犯と思われる暴力団の準構成員・神崎徹(石垣佑磨)の遺体があったのだ。
彩花たちはそこで初めて警察に通報したが、結局ユウちゃんは行方不明のまま。身代金も消え、神崎を殺した人物の正体もわかっていなかった。
虎丸は、今も娘の行方を探して街頭でビラ配りをしている彩花たちに事情を伝え、協力を要請した。
そんな折、遺体で見つかった奈津美が、18年前に鶴竹町に住んでいたことが判明する。
一方、真野は、明日が休日だというノンナに、予定がないなら付き合ってほしい、と声をかけ…。
まとめ
今回もガッツリ重い真相だったんですが、切なくて苦しくて私は面白かったです。
来週も色々ありそうですが、めげずに楽しみに待ってみます。