< 4話(1月31日放送) >
毎度楽しみにしているドラマ『QUEEN』4話です!
今回はご近所トラブルに対応?
やはり太郎さんの手土産は諦めたのか!?
前回のあらすじ&感想は以下記事「ドラマ『QUEEN』3話感想:スーパー弁護士藤枝修二(中川大志)が何でもやります!」でチェック!
『QUEEN』4話のあらすじ
鈴木法律事務所で氷見江(竹内結子)がテレビ番組をザッピングしていると、子連れで議会に参加し、待機児童問題を訴える土方朝子議員(江藤あや)が映る。
泣きわめく子供をなだめながらの訴える姿に、与田知恵(水川あさみ)や藤枝修二(中川大志)は、母親たちは大変だと同情気味。
すると、真野聖子(斉藤由貴)も自分の子供が停学の瀬戸際だと言い出す。
危機管理部として真野の息子が停学から免れる方法を探ろうとした時、鈴木太郎(バカリズム)が新たな依頼を持ち込んできた。
大手ゼネコン次期社長候補、佐久間からの依頼と聞いた一同は意気込むが、内容はご近所トラブルというもので・・・。
タワーマンションで妻の佐久間京子(原田佳奈)と息子の怜(南出凌嘉)とともに暮らしている佐久間家は、玄関前にゴミがばら撒かれたり、誹謗中傷のビラを貼られたりしていた。
調査のために早速、氷見と与田は京子の知人を装いマンションに潜入、さらに藤枝はベビーシッターを装い、マンションの子どもたちに接近。
そこで分かったのはマンションのセキュリティー上、佐久間家に嫌がらせを働いているのはマンション内の人間の可能性が高いこと、そしてそびえ立つタワーマンションの底にドロドロとした人間関係が渦巻いていること。
そんな現状を、与田や藤枝が整理していると、京子が何者かに歩道橋から突き落とされたという急報が。
一方、氷見は鈴木事務所に姿はなく、フリーランスの敏腕記者で、氷見の過去を詮索している茂呂裕也(佐野岳)となぜかホテルの一室にいて・・・。
4話の見どころは、氷見(竹内結子)と記者・茂呂(佐野岳)のアブナイ関係!?
今回はクライアントの住むマンションでのご近所トラブルの解決に当たるんですが、氷見は「ママ友とか合わないわ…」と言って与田を残して抜け出します。
そこになんだか付きまとわれている記者・茂呂から呼び出しの連絡。
ただの記者とその取材対象の関係とは思えないただならぬ雰囲気…
何故ホテルに呼び出す?そして自分のシャワーシーンをみせるってどういうこと?
一般的な感覚から乖離していて、ハテナがたくさん。
でも氷見は全く動揺を見せずに、茂呂のことを調べ上げた資料を突きつけて優位に立ちます。
なんだか相当な修羅場をくぐってきたんだろうなと想像します。
『QUEEN』4話の感想 (ネタバレあり)
今回は表面上はご近所トラブルですが、実は氷見が当たっていたのは教育現場の改善・改革でした。
氷見は元々政治家からの依頼を受け教育改革を進めるために、議会へ子連れで行かせたりなどと裏で策を講じていました。
そこに今回受けたご近所トラブルを合体させて、すべてまるっと解決するという。
元々政治家の政策秘書だったという手腕で、世間をコントロールする氷見が格好良かったですね~。
テレビ中継を利用してSNSなど世間の声を味方につける。
これぞ”スピン・ドクター”という仕事なのですね。
藤枝修二(中川大志)が成長している…
クライアントの子供が発達障害やいじめなど、どうにも生き辛さを持っていて、ついには自ら川に飛び込もうとしてしまいます。
そこへ止めに入った母親と事務所の面々ですが、彼を説得するんですね。
修二が彼を説得するときに良いことを言ってるなと思いました。
「変でも良いんだ。人と違うのが当たり前であり、それが個性であり、魅力なんだ。
自分がいる事務所は変な人ばっかりだけど、みんなの変なところを認め合ってるからそれでも居心地がいいんだよ。」
うん。確かにね、修二は変だもんね。でもそこが良いもんね。
と、とても納得感ありました。さすが自分の事分かってる。
視聴率について
なかなか低迷しているらしい視聴率についてです。。
このドラマは確かにちょっと一般ウケしないかもしれない、とは思いました。
普通の弁護士ドラマって事件に巻き込まれた人を守ったり時に犯人に対峙したり、もしくは企業の弁護で大きなお金を動かすみたいなものをイメージしますもんね。
でも今作はメインの題材が ”スピン・ドクター”という「 情報を操作し影で社会を動かす 」というスペシャリスト。
なので扱うのは社会問題に寄りがちですし、そうなると法廷とは遠く、政治やメディアとも必然的に近くなります。
そして「裏で」というのがポイントで、決して表舞台には出てこない人たち。
私たち一般人が見たことのない人種で、これまでテレビや映画でもなかなか描かれていないテーマだと思います。
そして氷見は裏で活躍している敏腕弁護士。
正義の味方ではなく、情報を操作しクライアントや自分に優位になるようにするスペシャリストです。
なので自分の敵には相当厳しいし、利用できるものはなんでもする立場。
あまり共感できない部分も多く、そのあたりが視聴率に影響しているのかもと考えます。
しかしながら氷見はピンチに陥った女性の「最後の砦」という信念に基づき仕事をしているんですよね!
もう少しそのあたりが描かれると共感されるのかもな~
メインテーマはあくまで”スピン・ドクター”という危機管理の専門家が現れるような社会の現状です。
ほとんど全ての問題に関係してくるような大きなテーマですよね。
こんな風に世論を操作している人がいて、どんなことをしているか見られるだけで私はかなり新鮮さを感じています。
氷見の腹黒さも含めてカッコいいなと思っています笑
次回5話のあらすじ
鈴木法律事務所、危機管理部の氷見江(竹内結子)たちを訪ねてきたのは経済評論家であり、鬼嫁コメンテーターとして活躍している木村よう子(遠野なぎこ)。
依頼内容は、離婚をしたいのだが夫が拒否をしており、夫を離婚に応じさせて欲しいというもの。
よう子の夫は、以前は司会としてTVで引っ張りだこであったものの、今はめっきり仕事がない落ち目のタレント・中山昌平(デビット伊東)だ。
オシドリ夫婦ともっぱら評判の2人であるため、意外に思う氷見や与田知恵(水川あさみ)は離婚専門の弁護士に回そうとするが、よう子は体のアザを見せ、夫からDVを受けていると告白。
そこに副所長の鈴木太郎(バカリズム)が来て、危機管理部で扱うと引き受けてしまった。
まとめ
はぁ~どうして太郎さんの手土産諦めちゃったのかしら。
楽しみにしてたのに…笑
でもファッションはとても素敵なので、どこかのタイミングでまとめられたら良いなぁと思います。