『凪のお暇』

感想『凪のお暇』2話:ありのままでいようと決めた凪と思ってることと真逆なことばかりな慎二(ネタバレ)

ドラマ『凪のお暇』

< 2話(2019年7月26日放送) >

1話今期ドラマの中で満足度が一番高かった今作。
個人的にもかなり面白いドラマになってるなと思い、今後も期待してます。
やっぱり現代人は人に合わせたり空気を読んだりで疲れちゃうのかな~…
さっそく期待の2話感想を書いていきます。

前回のあらすじ&感想は「感想『凪のお暇』1話:高橋一生&中村倫也の個性的男性像と黒木華演じる凪に共感の嵐!?(ネタバレ)」でチェック!

『凪のお暇』2話のあらすじ

全てを捨てて人生のリセットを決意したアラサー女子の 凪 (黒木華) は、東京郊外にある6畳一間のアパートで再出発を図ろうとしていた。
しかし、突然訪ねてきた元カレ・慎二 (高橋一生) からの 「お前は絶対、変われない」 という言葉に、凪の心は激しく荒れていた。
そんな時、ふと目に入ったのは様々な支払い用紙。生きているだけでお金が減っていく現実に凪は危機感を覚え、失業保険の給付を受けるためにハローワークへ。
そこで、なにやら担当者ともめている 坂本龍子 (市川実日子) と出会う。
落ち込んでいる様子の龍子に、凪は勇気を出して話かけてみるが…。

一方、慎二は行きつけのスナック「バブル」で ママ (武田真治) や 杏 (中田クルミ) から “女心が分かっていない” と説教を受け、凪との復縁はないと言われてしまう。
ヤケをおこした慎二は、凪のアパートへ行き執拗にチャイムを鳴らすも凪は留守。
そんな慎二に声を掛けたのは上の階に住む 吉永緑 (三田佳子) だった。
その頃、凪は隣人の ゴン (中村倫也) と一緒に近所の公園でバーベキューをしていた。
ゴンが持つ、ゆるっとやわらかな空気に癒される凪だったが、ゴンと家に戻ったところで、慎二と出くわしてしまう。
凪は隣に住む うらら (白鳥玉季) と予定があると言い慎二を避けるも、なぜか凪の部屋で慎二とうらら、緑、ゴンとトランプをする羽目になり…。

4話見どころは、凪に振られて大泣き、その後の慎二…

前回凪が思い切ってすべてをリセットする為に引っ越した部屋へドカドカとやってきて、最終的に振られて大泣きして帰った慎二。
行きつけのスナックで愚痴りながら飲んだくれて泣き崩れてましたが、そんなに凪の事を思っていたなら彼女の気持ちを考えてあげなさいよ…
というところで、の第二回。

慎二はまだ凪のことを諦めていません。
散々「都落ち」などと悪口を言いまくりますが、結局気になってまた会いに行き…

この人の不器用さはなんなのか。
そして性格が付き合ってる頃と豹変しているようにも思える。
ちょっと怖い、ちょっと可哀想…でも全面的に凪を支持しています。

『凪のお暇』2話の感想 (ネタバレあり)

今回は凪のアパートの住人たちの交流も増え…
なんだか面白くてフレンドリーな良い人が多いです。
素敵な住人たちに囲まれて…特に緑さんの言葉が重みがあって良い。
そして初登場の龍子も気になります。

うららちゃんも大変だなぁ…人に合わせることに苦労する小学生

凪のお隣に住む小学生・うららちゃん。
まぁ凪が住んでいるところは貧乏なアパートで、うららちゃんはいつも一人で遊んでいるクールな小学生。
お母さんと二人暮らしのようですが…

凪が近所で目撃したうららちゃんはお友達と流行りのTictokの話をして、高級なマンションに住み、家で犬を飼っていると嘘をついていました。
住んでもいないマンションに帰っていく小学生…切ない。。
友達に合わせて会話をして、友達と同じような暮らしぶりであると嘘をつく。
友達と比べて羨んだり妬んだりしてしまうのもよく分かる。
自分ではどうしようもないもん。

凪は気持ちを理解してうららちゃんに話してあげてとても優しかったですね。
元々優しいもんなぁ。

徐々に距離が近づいてくるゴン…意外と癒し系

ゴンは一見怪しいですが、話すとナチュラルで意外にも癒し系です。
一緒にボーッとしてても何も話さず時間が過ごせる感じ。
凪のナチュラルな人柄を面白いと気に入っている様子。

バーベキューと言って公園に連れ出して一緒にレジャーシートに寝転がるシーン。
なんかほんわかして良かったですね。
その後凪の上に跨って…えっ!?こんなところで!?という展開もゴンの性格と気持ちを表してて良かったです。

こういう人良いですね。
何も気を遣って自分を偽らなくていいという相手。
今の凪にはこういう人が合っていると思います。

慎二の不器用さと凪に向けるあたりの強さは何なのか?

凪にフラれ、「まさに都落ち!!」などと罵倒していた慎二。
フラれたことさえ認めていないのでなかなか粘着性のある男です…
こういう人がストーカー化しそうだなってリアルにちょっとゾッとします。

凪と付き合っていた時は、時に威圧的でしたが、それなりに凪に優しい言葉もかけていました。
でも別れた後は一方的に敵視して攻撃的。
超上から目線でほとんどモラハラじゃないかと思ってしまうほど。。

凪がものすごく我慢して周りにも慎二にも接していたのだけど、そのころの凪のままでいて欲しいという慎二…
自分勝手じゃないかと思うんです。
本当に凪のこと好きなのかな?
彼女の為を思うなら彼女の気持ちを考えて…

何故こんなに凪のことが好きなのに凪を傷つける言い方ばかりするんだろうと。
全く思ってることが伝えられてないし…
凪が周りに合わせる自分を変えたいって決めて、行動に移したのが気に入らないんだろうなと思います。
それはもしかしたら、世渡りは上手くやっているけど自分に正直に生きれていない慎二の嫉妬なのかもしれません。
それにしたって、そろそろ凪を傷つけるの辞めてほしい。

『凪のお暇』次回3話のあらすじ

凪 (黒木華) は、北海道で暮らす母・ 夕 (片平なぎさ) からの手紙で、携帯を解約し引っ越ししたことがバレたと知る。
慌てて新しい携帯を契約し、夕に電話をすると「土日に東京へ行く」 と言う。
とりあえず東京行きを止めることが出来たが、先々の親戚の結婚式で東京へ来ることが確定してしまい 「やばい!」 とパニックになる凪。
部屋を出ると、近所に引っ越してきた 龍子 (市川実日子) が、凪のことを待っていた。

驚く凪だったが、慎二 (高橋一生) との出来事を龍子に聞いてもらう事に。
「キスにビンタで応戦なんて少女漫画みたい!」 と一人盛り上がる龍子。
慎二がクズだと分かると 「なんで付き合っていたのか」 と問われるが、凪は答えられないでいた。
そこへ、部屋から出て来た ゴン (中村倫也) と出くわす。
龍子はゴンを気に入り、凪との出会いが 「少女漫画みたい!」 とまた興奮するが、職業がクラブオーガナイザーだと知ると一転、「私たちとは住む世界が違いすぎる」 と凪に釘をさすのだった。

そんな出会いに恵まれない凪の為、龍子は凪に内緒で婚活パーティに申し込んでしまう。
しかし、そのパーティに強制参加させられた凪は “ある事” に気づく…

一方、慎二は凪にビンタされた頬に絆創膏を貼っているのを、女性社員たちから 「彼女にビンタされたんじゃないか」 と噂されていた。
いつもなら上手く空気を作ってかわすところだが、凪が嬉しそうにゴンと一緒にイモを食べている光景を思い出すと、周囲の空気を凍らせてしまう。

そんな事などつゆ知らず、凪は隣人の うらら (白鳥玉季) とゴンと一緒にイワシのフリッターを作っていた。
うららは、揚げたてを上階に住んでいる 緑 (三田佳子) に持っていきたいと部屋を出ていく。
凪とゴンは部屋の中で2人きりになり…

まとめ

龍子は悪い人では無さそうだけど、凪の家の近くに引っ越して来るとか異常で若干怖い。
ちょっと思い込みが強いタイプなんでしょうね。
来週からまた一波乱ありそうな気もします。
慎二が良い奴と思える日は来るのでしょうか!!??

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