< 5話(2月4日放送) >
月9ドラマ『トレース』もう5話です!
あっという間に中盤に入ってきましたね~
思った以上に辛い事件の話が多くて、重厚なストーリーが続いています。
早速今回も感想など書いていきます。
その前に、前回のあらすじ&感想は「ドラマ『トレース』4話感想:突然現れた山崎樹範にどう対応していいか分からない回(ネタバレあり)」からチェック!
『トレース ~科捜研の男~』5話のあらすじ
科捜研の 真野(錦戸 亮)のもとに、捜査一課の刑事・虎丸(船越英一郎)から鑑定依頼が届く。
黒鷹山の山道付近で殺害遺体が発見されたのだ。被害者は、スナックに勤める海東奈津美(滝沢沙織)。
死因は頭部を強打されたことによる脳挫傷で、死後3日が経過していた。また、遺体の周辺からは、被害者とは違う人物の毛髪が見つかっていた。
毛髪のDNA鑑定を行ったノンナ(新木優子)は、それが18年前に誘拐され、そのまま行方不明になっている幼児のものであることを知る。
18年前に起きた『鶴竹町幼児誘拐事件』は、スーパーで買い物中の母親・島本彩花(矢田亜希子)が目を離した隙に、娘・ユウちゃんが誘拐された事件だった。
彩花と父親の彰(山中 聡)は、誘拐犯からの指示に従って身代金を届けた。
だが、ユウちゃんがいるというコテージにはその姿はなく、代わりに誘拐犯と思われる暴力団の準構成員・神崎徹(石垣佑磨)の遺体があったのだ。
彩花たちはそこで初めて警察に通報したが、結局ユウちゃんは行方不明のまま。身代金も消え、神崎を殺した人物の正体もわかっていなかった。
虎丸は、今も娘の行方を探して街頭でビラ配りをしている彩花たちに事情を伝え、協力を要請した。
そんな折、遺体で見つかった奈津美が、18年前に鶴竹町に住んでいたことが判明する。
一方、真野は、明日が休日だというノンナに、予定がないなら付き合ってほしい、と声をかけ…。
5話の見どころは、幼い時に誘拐されてしまった娘とその両親の18年後…
娘を誘拐されてしまった夫妻の妻に矢田亜希子、誘拐されたユウちゃんの18年後に山本舞香。
美人親子ですね。
生まれたばかりの娘を誘拐されてから18年間、ずっと探して街でビラを配ったりしていた両親の気持ちは計り知れません。
ユウが容疑者であると聞いた夫がぽつりと、「本当はどこかで諦めてました…生きてたんですね」と。
本来なら生きて見つかったのならもっともっと喜べるはずのところ、娘が殺人事件の容疑者になってしまっていたなんて、本当に複雑な気持ち。
どこかで諦めていたという言葉に18年間の重みを感じます。
『トレース ~科捜研の男~』5話の感想 (ネタバレあり)
まず、真野はノンナに対してどんな感情を持ってるんでしょうね?
科捜研の研究員としての成長は微笑ましく見ているようですが、恋愛対象としては見てなさそうですよね…
今回休日に誘われて、てっきりデートだと思い込んだノンナ。
「全然そんなんじゃない」と言いながら、いそいそとデート服で行くノンナは可愛いですね。
辛すぎる真相…それでもお互いを思いやる家族
誘拐されたユウちゃんは、施設で育てられました。
施設で預かってくれた育ての母親が、ゆすられていた犯人の女の命を奪ってしまい、その遺体を隠すために利用されました。
その後自分の本当の家族を見つけ出したものの、自分が関わった事件が明るみになれば、そうなった原因が本当の両親であると思われるかもしれない、本当の両親の幸せまで奪ってしまうかもしれないと考えます。
それを守るために自分で罪をすべて被ろうと決めワザと遺体を発見させ証拠を残したのです。
全ての真相が分かったときに、旦那さんが奥さんに「分かってやれなくてごめん、俺が優しい子になってほしいからユウって名付けたんだ。俺の子供だ」と言ってくれて少し救われました。
言いたくても言えなかった奥さんの気持ちを分かろうとしてくれた。
そしてユウちゃんに面会に行った夫婦に、ユウちゃんが「お父さん、お母さん」と声をかけて笑顔を見せてくれたことが本当の希望。
どんなに辛い境遇にあったとしても、守りたい人がいれば人間は強くなれるんだと学びました。泣ける…
辛いことも多いでしょうけど、希望を見失わずにいてほしいですね。
そしてなんだか妙にハマっていた取調室で取り調べを受け、刑事に反抗する山本舞香。
笑うと可愛いんだけどね。
全く進まなかったメインストーリー
先週のラストで千原ジュニアの匂わせシーンがあったので、今回話が進展するかと思いきや何も進まなかったですね?
こうも出てこないと、千原ジュニアの演技力に問題ありなんじゃと変に勘ぐってしまいます。
1話完結だと見やすくて良いのですが、ずっと見てる方としては繋がりでストーリーが進展しないと、今回は見なくていい回だったと思ってしまいそう。(まだ踏みとどまってますが笑)
今回もラストで誰かから真野にお兄さんの件で、と電話がかかってきたので来週こそ何か進展しますように。
次回6話のあらすじ
真野(錦戸 亮)のもとに、「君のお兄さんのことで話がある」という正体不明の男からの電話があった。真野は、指定された場所で男を待ち続けた。だが、そこには誰も現れなかった。
そんな折、河川敷でホームレス男性の変死体が発見される。被害者は新妻大介。
高校3年生のときに失踪して以来行方不明だった男で、捜索願も出されていた。
死因は溺死だったが、肺や喉、鼻の奥には液体が残っていたものの、体には濡れた痕跡はなかった。また、現場には血液のようなものが付着した軍手も落ちていた。
虎丸(船越英一郎)たちは、科捜研の海塚(小雪)に、遺体から採取した液体と軍手の検査を頼むとともに、臨場を依頼する。
海塚は、それを英里(岡崎紗絵)に任せようとした。しかし、現場がホームレスのたまり場ということもあって若い女性ではない方が良い、という沖田(加藤虎ノ介)らの意見もあり、真野が担当することになる。
そこに、何故かノンナ(新木優子)も加わることになってしまい…。
鑑定の結果、液体は水道水で鉄の錆と思われる成分が検出された。一方、軍手にはいくつかの小さな穴が開いており、男性ひとり、女性ふたりの古い血液が付着していたが、データベースで照合しても身元は不明だった。また、軍手の内側から検出された皮膚片は、DNA鑑定の結果、被害者とは別の人物のものだった。
臨場に向かった真野たちは、現場付近の水道から水を採取する。
するとそこに、早川尚文(萩原聖人)が献花を持って現れた。早川は、新妻の高校時代の担任なのだという。
虎丸は、新妻が失踪した理由を早川に尋ねた。そこで早川は、新妻の友人が家族を刺殺して自殺したことにショックを受けていた、と話す。
それは、25年前、真野の家族が殺された『武蔵野一家殺人事件』のことだった――。
まとめ
上にも書いたのですが、1話1話はとてもよく練られた事件に基づくストーリーで面白いです。
ただ、メインストーリーを進展させるか、もしくはメインキャストの関係が変わるとか裏の一面が見えるとか何か欲しいところ。
演技は全く違和感なく見ているので、きっとみんなうまいんだろうな。
虎丸さんが若干丸くなってきてるのは、個人的に好感してます。
次回こそ!