『いだてん ~東京オリムピック噺~』

『いだてん』1話感想:クドカン脚本で大河のイメージ覆す大作へ!(ドラマ)

大河ドラマ『いだてん』

< 1話(1月6日放送) >

NHKでもいろいろな番組宣伝が繰り広げられていて、知れば知るほどとっても楽しみにしていましたが
ついに!!!新大河ドラマ『いだてん』始まりました。

期待度や注目ポイントは前回別記事に書いたので、以下をご覧ください。

大河ドラマ『いだてん』
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『いだてん』時代を超えた主要キャストが続々登場する冒頭シーンがヤバイ

大河って元々キャストが多いじゃないですか。
良くあるのは主人公の子供時代にメインで出てくるキャストがいて、大人になると舞台が変わって入れ替わるという形。
上記は自然な形だと思うのですが、今回は金栗四三(中村勘九郎)と田畑政治(阿部サダヲ)の時代を超えた二人がW主演
初回は金栗四三の時代だと思ったので田畑さんは出てこないかと思ったら、出てくる出てくる。
田畑さんばかりかその周辺人物も出てくるし、まだ二人とも全く関係ないように見える古今亭志ん生(ビートたけし)※若い時は 美濃部孝蔵(森山未来)も出てきて
語りながらシーンを繋ぐバトンを渡していきます。
本当にオリンピックを主題にした50年間の重要人物が場面をテンポよく切り替えながら続々出てきます。
ちなみに人間が多くて時代背景や関連を知っていた方がより楽しめるので、公式サイトの登場人物をぜひチェックください♪

オープニングも必見!スポーツの祭典、オリンピックの楽しさを味わう

そして、オープニングテーマへと繋がっていきます。
オープニングバックの映像は、キャストがイラストや昔の映像の日本を舞台に、泳いだり走ったりしているもので、個人的にすごく楽しくて好き。
音楽は『あまちゃん』でもタッグを組んだ大友良英さん
走っているテンポをイメージした賑やかで楽しい曲で、オリンピックのお祭り感、壮大さが表現されています。
ぜひ音楽も楽しんで聴いてみてくださいね♪

『いだてん』1話のあらすじ

1959年、東京オリンピック招致前の東京。 古今亭志ん生は高座で50年前の日本が初めて出場したオリンピックについて語りだした。
1909年、柔道の創始者である嘉納治五郎(役所広司)はストックホルム大会に日本を出場させようと奮闘していた。
マラソンの出場者を決める為、日本中から参加者を募った予選会を開催することに。
初めてのマラソン開催に、出場者は続々リタイア…果たしてゴールできた”韋駄天 “はいたのか?

『いだてん』1話の感想

見どころのところにも書いたのですが、とにかく冒頭10分のスピード感ある展開に引き込まれました!
そして、特別な思い入れは無いけど東京に招致が決まったシーンはぐっと来てしまいました。
これまでの大河ドラマとは一線を画す内容、演出、脚本です。
なので、これまでの暗く重くゆったりした大河のイメージで見るとずれがあるかもしれません。
私はとても面白いドラマが始まった!!と今後にも期待がどんどん高まっています。
星野源の英語のスピーチも良かったですよね。発音も良かったし、よく長いスピーチ覚えたなと。七三も愛らしい

ハイテンション&体育会系集団 「天狗倶楽部」のキャラクター

何ですかこの“貰って嬉しいお年玉”みたいな集団は!
ちょっとウザくてハイテンションで楽しくてすぐ脱ぎたがる人たち
そしてスポーツを愛している。
実は慶応・早稲田などのエリートたちの集まりのようですが、とにかくチャーミングなキャラクターです。
三島弥彦(生田斗真)を筆頭に、吉岡信敬(満島真之介)、押川春浪(武井壮)などが演じています。

次回2話のあらすじ

金栗四三は熊本の酒造の息子として生まれました。
父親は病弱で、四三も幼少期は病弱で離れた小学校へ走って通うことも難しかったほどです。
ですが、独自に「すっすっはっはー」の呼吸法を生み出し、学校まで往復12キロを走る”いだてん通学”で体を鍛えました。
幼少期に父親と一緒に若かりし頃の嘉納治五郎へ会いに行きましたが、ろくに見ることも出来なかったことを悔やんでいました。
体力をつけて海軍士官学校への試験を受ける四三でしたが…

まとめ

ああ、私クドカンの脚本好きだわって思いました。
キャラクターがどの人もチャーミングで愛せますよね。
暗くなりがちな時代ですが、2020の東京オリンピックに向けて盛り上げていこうという意思がビシビシ感じられます。
全体として、明るく楽しい雰囲気があるところが、とっても良いのです!
今後も本当に楽しみです!おすすめ!

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