< 10話(3月14日放送) >
タイトルがラップのように韻を踏んでしまったなと思いつつ。
ドラマ『 スキャンダル専門弁護士 QUEEN』も最終回。
実はハラハラしながら見てきましたが、最終回らしく終わって良かったのではと思ってます。
さっそく感想を書いていきます~!
前回のあらすじ&感想は「ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』9話感想:氷見さん、与田に仕組まれて炎上!?その過去も明らかに…(ネタバレ)」をチェック!
『QUEEN』10話のあらすじ
『週刊文新』で氷見江(竹内結子)が5年前に行ったとされる選挙法違反疑惑の記事が掲載されることになる。
それは、吾妻涼介(山本耕史)、林光蔵総務大臣(山田明郷)ら、クライアントを守るため、鈴木法律事務所の与田知恵(水川あさみ)が東堂裕子(泉里香)にリークしたものだった。
与田は記事が掲載される『週刊文新』の発売前、藤枝修二(中川大志)とともに吾妻と林を訪ねた。
記事内容を伝えた与田は、この記事でもう一度氷見を叩くため、公の場を用意して欲しいと頼む。藤枝は出来れば氷見の国会での証人喚問が望ましいと言う。
吾妻は、証人喚問は無理だが公聴会や調査会の名目ならと検討すると答えた。
与田たちが帰ると、吾妻と林は五十嵐幸夫(小野武彦)に相談。吾妻は調査会を開くことを薦める。
調査会の開催決定の知らせは、鈴木太郎(バカリズム)が受けた。喜ぶ与田を見た藤枝は、敵に回すと怖い人だともらす。
氷見への調査会が開かれる。与田、藤枝が控え、マスコミも招かれたため、東堂もいた。
調査会の冒頭、氷見は不正に情報を取得し、事実と異なる印象操作をおこなうなど、選挙法において違反行為をおこなったかを聞かれるも否認。
すると、進行していた林は氷見の選挙法違反を裏付ける証人として、茂呂裕也(佐野岳)を呼び出す。
その頃、真野聖子(斉藤由貴)は与田たちとは別の動きをしていて…。
最終回見どころは、与田ちゃんに追い詰められた氷見さん…最大のピンチにどうなる!?
前回そこまでやる!?ってくらいに与田ちゃんに追い詰められた氷見さん。
5年前の政治家秘書時代に男性が亡くなった事件の真相は…
記者の東堂を経由して、フリー記者茂呂が調査していた氷見の情報を入手した与田。
氷見さんが不正に個人情報を取得し、吾妻の対抗候補を陥れるフェイクニュースを作ったいう記事を東堂に書かせ公にしました。
氷見はさらに大炎上。
今回事実をはっきりさせ、氷見を完全に潰すために政党の調査会を開くことになりました。
召喚された氷見さんはどうなってしまうのか…
そこからの大逆転劇とは???
『QUEEN』10話の感想 (ネタバレあり)
東京ハーバード学院卒、藤枝修二と計り知れない真野さん
藤枝くん。前回突然ハーバードから帰ってきた訳なんですけど。
ていうか何しに行ってたんだっけ?あんまり興味ないから覚えてない…。
あ、あれかな。女性研究者の…それにしても行く必要性はそんなに感じないですが。
しかし藤枝君がいないと鈴木弁護士事務所の面々誰もボケてくれないから彼は必要ですね。
藤枝君それなりに役に立ってるし、結構愛されてますよね。
ハーバードをひけらかす感じがなかなかウザいけど、それも含めて大事な存在です。
そして真野さん、いつも事務員なのに異常なくらいすごい活躍なんですが…
今回も政党のドン五十嵐の部屋で二人で話していて。。しかもちょっと敬語を使われているくらいな感じで。
何者なの、真野さん………
やっぱり首相、総理大臣レベルの人脈があるんでしょうね…オバマの件本当だったのかな…ぞわっ
5年越しの本懐を遂げる為に…氷見さんが取った作戦とは?
さて、調査会に出席した氷見さん。
議長を務める林大臣に次々質問を浴びせられ、さらに証人を呼ばれて追い詰められます。
証人で記者の茂呂が「氷見さんに脅されていた」と答えていましたが、この人一体どういうつもりなんだろう……
最悪どっちに転んでもいいようにしていたと思うんですが、なんとなく氷見さんのことを信じていたような気もしています。
それに記者の東堂も恐らくどっちに転んでも自分の書く記事ネタになるならって感じだったのかな。
この人たちは氷見や与田と基本的には利害関係で繋がっているから仕方無いですね。
そして与田も証人として出席し、氷見が個人情報を不正に取得したと話しました。
私は恐らく、与田ちゃんと氷見さんは協力してると思ってたんですが、最後の最後まで少し不安になりましたね。
でも久しぶりに二人の笑顔と仲が良い感じが見られて、最高にホッとしました。
あーーーよかった。
そこからはいつも通りの素晴らしい連携プレー!
藤枝くんが望遠レンズとマイクで撮影した、五十嵐、林、マネーク・村西が結託して氷見を追い詰める算段を話している映像を証拠として流します。
さらにはさっきまで氷見さんを追い詰めていたはずの本人が全く覚えのない証拠を、自分が用意したと話す五十嵐の音声まで。
ほんとこの五十嵐といい、この前の大学の理事長と言い、安心しきって自分から罪を告白するとか真野さんにかかればチョロイですよ…
氷見さんと吾妻は、5年前に亡くなった男性の死の理由が、政党から選挙違反をさせるように圧力をかけたことだったと告発するためにこの公の場を用意したのでした。
そして五十嵐から証言を引き出すために最後の最後まで追い詰められた演技…
まぁ演技っぽい演技でしたけどね笑
吾妻の奥さん(五十嵐の娘)はその男性から相談されていて、たまたま現場で男性の死を目撃してしまったようです。
ということで、主要メンバーは全員善人パターン!でした。
ああ、良かった…なんとなく分かってはいたけどそれでも良かった…ひたすらホッとしました。
同級生トリオの関係性が最後に見られて良かった
氷見と吾妻、鈴木君は同級生です。
今回それぞれの立場で立ち回っていて、それぞれの役割をしっかりやり切った人たち。
一通り事件が落ち着いた屋上でのシーンがとっても良かったですね。
氷見さんが「小籠包食べた~い!」っていうところとか、吾妻が「太郎君」って呼ぶところとか、太郎くんが「アズマックスが…」という同級生らしいやりとり。
吾妻先生、「アズマックス」って呼ばれてるの!?
意外だけどなかなか描かれなかった普通な感じが新鮮でとてもほっこりしました。
まとめ
最後鈴木太郎君が「これが危機管理です。」って林大臣に言うところとっても良かったですね~。
確かに彼らの政党や吾妻先生からすればこれこそ危機管理で、悪い膿を出して再出発できた訳ですから。
そして危機管理は誰にでも必要かと言われたら多分そうじゃないけど、いざという時には上手く立ち回ることが必要ってことですよね。
こういう時代だからこそのテーマで、個人的には良かったです。
竹内さん久々に見れて嬉しかったし。そして映像の美しさは抜群でしたね!