< 5話(5月21日放送) >
つぐみの動向が気になってたドラマ『パーフェクトワールド』ですが、今回は転機になりましたね!
駅のホームから転落してしまったつぐみはどうなるのか!
さっそく感想を書いていきます。
前回の感想&あらすじは「感想『パーフェクトワールド』4話:尽くす女つぐみ!?付き合ってからの方がぐいぐい来る!(ネタバレ)」をチェックしてください。
『パーフェクトワールド』5話のあらすじ
つぐみ(山本美月)が駅のホームから転落した。
車いすから懸命に手を伸ばすが届かず、線路に落ちていくつぐみをただ見ているしかできなかった樹(松坂桃李)は、一緒にいたのに助けられなかったと、激しく自分を責める。
さらに洋貴(瀬戸康史)から、つぐみが仕事のかたわら、介護セミナーに通っていたことや、身の回りの世話をしようと樹のマンションに毎日通っていたことで、かなりの疲れがたまっていたことを聞かされ、がく然とする。
しばらくすると、松本から元久(松重豊)と咲子(堀内敬子)が駆けつける。
愛娘が命の危険にさらされたことに憤りを隠せない元久は、負い目を感じる樹に追い打ちをかけるように、ものすごい剣幕で樹を責める。
その言葉に、頭を下げて謝罪することしかできない樹を、葵(中村ゆり)や渡辺(木村祐一)は心配する。
翌日、つぐみがしばらく仕事を休み、両親の暮らす松本の病院で治療に専念すると聞いた樹は、転院する前に一度、つぐみと話をしたいと考える。
つぐみに会うために訪れた病院で、樹は元久と偶然再会、2人で話をすることに。
つぐみの幸せを願う元久が、樹に伝えたこととは…!?
5話の見どころは、初めて存在感を見せた是枝君(ごめん)
今まで是枝君は長沢さんほど主張が強くないのでちょっと地味な存在として認識していました。
まぁどうせつぐみと樹の関係には割って入れないんでしょ?と。
でも今回つぐみと樹が物理的に離れたことで、是枝君の優しい存在感がはっきりと出てきました。
今まで樹のことに夢中でじっくり考える時間も無かっただろうから、つぐみにとってはこれからのこと、周りの人たちのことを考えるいい機会になったんじゃないかな。
そしてそっと気にかけてくれる是枝くんの存在の有難さにも気づいたでしょうね。
『パーフェクトワールド』5話の感想 (ネタバレあり)
付き合い始めたもののすぐにやってきた二人のピンチ。
ヘルパー長沢の言う通り恋愛感情だけじゃやっていけないのか…?
つぐみの転落事故、すべてが上手くいかない
つぐみが駅のホームから落下してしまい、幸い命に別状は無かったものの足を骨折してしまいます。
樹に嘘をついて介護セミナーに通っていて、疲労が蓄積したせいで事故になったと知り、樹は自分のせいだと責めます。
また、駆け付けたつぐみの父親にも責められます。
そして樹は自分が一緒にいながらつぐみを助けることが出来なかったことをとても悔やみます。
このカップルはお互いを思い遣っているのに全然上手くいかないですね。
とはいえまだ付き合い始めたばかりだし、樹の身体の状態のこともあるので上手くいかなくて当然とも思えます。
急速に近づきすぎてお互いに無理が来ているような気がします。
バランスが悪いというか…
まぁつぐみの方が一方的に重いんですけどね…
空回りがちょっと悲しいです。
つぐみのお父さんの気持ちも分かる
お父さんは心臓を患っているようで、もう自分は長くないと感じていました。
娘たちにはそのことを言えずにいましたが、幸せになってほしいと心から思っています。
だからこそつぐみの将来を真剣に考え、苦労して欲しくない、不幸せになってほしくないという気持ちから、鮎川に「つぐみと別れてほしい」と土下座をしてまでお願いします。
つぐみに直接言っても今は聞く耳も持たないので鮎川に言ったのでしょうね。
実際に今の二人は付き合うために色々と無理をしてバランスを崩しているようにも見えます。
娘に幸せになってほしいと願う親の気持ち、誰もが理解出来るのではないでしょうか。
当然樹にも痛いほど父親の気持ちが分かっていて、自分と付き合わない方がつぐみの為じゃないかと思い始めます。
周りを説得するには、お互いにとって自分と一緒にいることが一番の幸せだと確信すること、そして周りからもそれが分かるように本当に幸せであることが必要だと思いました。
その為にはお互いが無理することなく自然に支えあうことが大事だと思うのですが、とてつもなく難しいことを書いているなと今思っています…
つぐみにとって樹の障がいは、簡単に理解して受け入れ手助けできるようなものではないからこそ、無理をしてまで理解し役立ちたいと思っているのだから。
そこまでして樹と一緒に居たいという気持ちはとても分かった…でも空回りしている…
今のままじゃお父さんもやはり心配しますよね。
是枝くん良いヤツじゃん!!!
そばでず~っとつぐみを見てきた是枝くんだから、余裕がある感じがする…
余裕というかつぐみの気持ちが自分に向いていないのを認識してるからこそ、ガツガツせずそっとつぐみを支える感じがとても素敵ですね。
自分のことでいっぱいいっぱいの時に、優しく支えてくれる人の存在は有り難いよなぁ。
是枝はつぐみだけじゃなく、つぐみが好きな鮎川の為にも色々と動いてくれて、本当に基本いい人なんだなぁという感じ。
つぐみが自己嫌悪で八つ当たりしても、泣いても、利用されても、それでも優しくしてくれる是枝くんの包容力が素晴らしいなと思いました。
それを見ていた樹が、自分じゃない方がつぐみが幸せになるんじゃないかと思って身を引く決心をするくらい…
最後にデートをして想い出を作ってつぐみと別れようと思ったんでしょうね。
つぐみに別れを告げる時の、樹の心情の吐露が切な過ぎて泣けました。
一緒に居ても何もしてやれない虚しさとか悲しさ。
お互い好きだって分かっているのに、相手のためにと別れを選ぶのは選択として間違っていないし、偉いなと思います。
と、同時にほんとに何とかならないのかな!?と思います笑
次回6話のあらすじ
「娘は、自分の代わりに背負って歩いてくれる人に任せたい」——娘の幸せを願う元久(松重豊)の言葉がきっかけで、つぐみ(山本美月)との未来について改めて考えた樹(松坂桃李)。
このまま一緒にいても、自分ではつぐみを幸せにするどころか、ピンチに駆けつけることもできない。
つぐみのことを大切に思っているからこそ、悩んだ末に樹が出した答えは“別れ”だった…。
樹に突然別れを告げられ、失意のどん底で帰宅したつぐみに、実家からある知らせが届いていた。
しおり(岡崎紗絵)と洋貴(瀬戸康史)とともに急いで松本へ向かうが、これを機につぐみは、まだ心に残っている樹への想いを断ち切るためにも、仕事を辞めて東京から離れることを決意。
洋貴は、そんなつぐみの胸の内を察しつつも、改めてつぐみへ想いを告げる。
一方、みずから恋に終止符を打った樹もまた、つぐみへの想いを捨てきれずにいた。
そんなある日、上司の渡辺(木村祐一)から、つぐみが東京から去ることを聞いた樹。
二度と会えなくなるかもしれない……そう思った樹は、急いで高速バスの乗り場へ向かう…!
まとめ
今褒めたばかりなんですが、樹はつぐみに別れを告げた後にまたすぐ会いに行くんですね!?
良いけど…ちょっと二人には客観視してみたり他のところを見る余裕とか時間が必要なんじゃないかと思ってました。
思った以上に早い展開…w
来週も気になりますね。