大河ドラマ『いだてん』

『いだてん』16話感想:美濃部孝蔵の才覚、師匠・円喬の死に奮い立つ…!(ネタバレ)

< 16話(4月28日放送) >

もう16話ですか!早いものですね。
ストックホルム五輪から1年以上経って、スヤさんと結婚し、教員への道は諦めた四三。
次のベルリンオリンピックへ向けて猛練習を開始します。
そして、美濃部孝蔵は「フラがある」と言ってくれた師匠・円喬と別れて修行の旅に出ます。
早速感想を書いていきます。

前回のあらすじ&感想は「大河『いだてん』15話感想:スヤさん(綾瀬はるか)に変な事教えるな、四三よ!!(ドラマネタバレ)」でチェック!

『いだてん』16話のあらすじ

1914年、教員になる道を捨て、足袋の播磨屋に居候しながらプロフェッショナルのランナーとしてベルリンオリンピックを目指し始めた四三(中村勘九郎)
野口(永山絢斗)や徒歩部の後輩と共に、水しぶき走法など、より過酷な状況でも走り続ける修行に励む。

そのころ、旅の師匠・小円朝(八十田勇一)に一座を追い出された孝蔵は、無銭飲食をして警察に逮捕される。
獄中で偶然目にしたのは円喬(松尾スズキ)死去の記事。
牢名主(マキタスポーツ)に芸を見せろと挑発されながら、孝蔵は円喬に教わった噺をこん身の力で披露。
師匠との悲しすぎる別れが、彼を噺家として奮い立たせる。

四三が練習に打ち込む一方で、ヨーロッパでは第一次世界大戦の規模が拡大していた──。

16話の見どころは、美濃部孝蔵の才覚の片鱗… !

元々どうしようもない男である美濃部孝蔵ですが、円喬と別れてからすっかり堕落した生活に戻ってしまいました。
そしてついには師匠に追い出されてしまい、兄弟子と共にぐうたらな旅生活に…
そして無銭飲食で逮捕されるという事態に。

そして入った牢屋の中で尊敬する師匠・円喬が亡くなったことを知ります。
そして牢名主に自分の芸を披露します。
「長い話をよく覚えてつっかえずに言えて偉いなぁ」「でも話は面白くない」と以前と同じ指摘をされ、何が違うのか原因に気付いた孝蔵。
その前後の話し方の変わりようは、それは全く違う話のようで、孝蔵もすごいが森山未來がすごすぎるので必見です!!
そしてそのことを切っ掛けに、今まで伸びっぱなしだった長い髪をすっぱり切り落とした姿も素敵です。

『いだてん』16話の感想 (ネタバレあり)

四三は、走る以外は実はろくでもない男である

四三は足袋の播磨屋さんへ居候しながら、マラソンの練習に邁進していました。
お金は池部家からの仕送りを受けています。
播磨屋のご主人は三宅弘城さんに変わっていますが、こちらもお似合いですね。

ベルリンオリンピックの為の練習を後輩野口くん(永山絢斗)たちと行っていますが、
毎日のように豚鍋を食べに行くと…しかも四三のおごりで…ん??
わずかに引っかかりを感じます。
しかも可児先生にまで奢っていて、お金の出所を聞かれると何も言わないという…え、なんで??

四三はお正月にも熊本に帰らずに練習に没頭。
なかなか四三に会えないスヤさんは、池部家の幾江さんの後押しもあって東京に訪ねてきます。
そんなスヤさんと自分の部屋で会った四三は、せっかく来てくれたスヤさんに早々に「帰って」と言います。
はぁ~~~~!?!?!何様なんですか。
と勝手に怒りを覚えました笑
スヤさんを傷つけるとは、なんという男か…
四三がオリンピックに集中出来るのは誰のおかげなんでしょうか。
自分のやりたいことだけやらせてもらってるのに、家族の気持ちに寄り添う事も出来ないとは。
情けないです。

戦争によるオリンピックの延期

ヨーロッパでの第一次大戦の情勢が悪化していて、ベルリンオリンピックの開催も無期延期が決定してしまいました。
直接的にはスポーツの祭典は政治には関係ないですが、実際その場所で開催するためにはお金も人も時間も環境も必要な訳で、延期になったのは仕方がないことですね。
四三は目標を失ってしまって可哀想でしたが、どうにもならないことはあるのだなぁと思います。

ただ、このことを受けて四三がどう行動していくのかが重要だなとおもいます。

才能を見せる孝蔵がさらに本気になった

孝蔵は孝蔵で大きな転機を迎えました。
元々自分ではそれなりに出来ているつもりの噺も、客に全くウケない。
確かに噺を完全に覚えてつっかえずに話せて、テンポもいいがどうにも客が置いてきぼりになってしまう感じがありました。

孝蔵が逮捕されたときに出会った牢名主のおじさん(マキタ・スポーツ)がなんだか核心を突いた良いこと言ってましたね。
「クサいかどうかを決めるのは客だろうがよ」
孝蔵のどこか面白味がある感じも理解していて、なかなか分かってるおじさんでしたね!笑
それを聞いてハッとした孝蔵は、もっと感情をのせて喋るようにした感じがしました。
やはり感情の入った言葉に客は感情を動かされるんでしょうね。
最後の方はもう噺というより、円喬に対する気持ちの吐露という感じだったけど、ぐっときました。
あーもう円喬師匠に会えないのか…寂しい。

そして髪を短くした孝蔵は、改めて現在の師匠の元へ戻り修行をイチから開始しました。
今後の成長が楽しみですね!

次回17話のあらすじ

1915年、戦争でベルリンオリンピックの開催中止が決定し、選手のピークを迎えていた四三(中村勘九郎)は激しく落ち込む。
ふさぎ込む姿を野口源三郎(永山絢斗)らが心配するなか、熊本からやって来た妻・スヤ(綾瀬はるか)が四三の無念を受け止める。
夫婦として共に痛みを分かち合い、スヤの愛を力に四三は再び走りだす。

四三の再起に刺激を受けた治五郎(役所広司)は明治神宮にスタジアムを作る目標を立てる。
やがて彼らは、東京-京都間の東海道五十三次を全国の健脚たちと共に走る構想を思いつく。
これが「駅伝」誕生の瞬間だった。

まとめ

四三があまりにスヤさんに酷い扱いをするので、私は幾江さんくらい怒りを感じています笑
まぁそれでもスヤさんは見守っているんだろうなと思うと懐の広さがすごいなと思いますけど。
来週はついに駅伝の話しが出て来そうですね。楽しみに待ちます!