『いだてん ~東京オリムピック噺~』

『いだてん』8話感想:四三と弥彦、ついにストックホルムへ出立!あれ?治五郎先生は?

大河ドラマ『いだてん』

< 8話(2月24日放送) >

毎度楽しくみています大河『いだてん』8話。
前回はストックホルム五輪へ向けてのお金の準備と、食事マナーの勉強など四三はやること盛りだくさんで大変でしたが、ついに五輪の地へ向けて出発しますよ!

前回のあらすじ&感想は「大河『いだてん』7話感想:ついに日本初の五輪代表決定!お金の問題は…(ネタバレ)」でチェック!

『いだてん』8話のあらすじ

大金を携えて上京してきた兄・実次(中村獅童)から、春野スヤ(綾瀬はるか)の働きかけで資金を得られたと知る四三。
スヤと無邪気に野山を駆けていた自分が、オリンピックのために海を渡る不思議さを感じつつ、兄に一生懸命戦うことを誓う。

四三の壮行会が開かれるころ、スヤは熊本で嫁入りをする。
見送る大勢の人々の「敵は幾万」の歌に包まれ、オリンピックに出陣する四三と弥彦(生田斗真)。
まさに汽車が動こうとしたとき、弥彦の名を叫ぶ声がする──。

『いだてん』公式サイトより

8話の見どころは、当然スヤさん(綾瀬はるか)の嫁入り姿

当然のようにわたしはスヤさん推しなので今回は色々と考えちゃいましたね。
あんなに天真爛漫で明るく優しくて、四三の為にお金の工面までしてくれたスヤさんですが、池部さんという大きな庄屋さんへ嫁ぐことが決まっていました。
四三も言ってたけど、玉の輿ですって。あら。

この時代の田舎の若い娘、しかもきちんとした家の娘であればあるほど、どこの家に嫁ぐかという話が自分ではなく家の話になってしまうんですね。
当然のように選択肢はありません。
四三も諦めていたようですがなんだか切ないですね。

スヤさんから教えて貰った例の自転車節の歌詞「会いたかばってん会われんたい たった一目でよかばってん」が寂しく響きます。
スヤさんは池部さんのお母様にも大層気に入られてるみたいですね。幸せになると良いな。

『いだてん』8話の感想 (ネタバレあり)

小梅を追いかける美川くん…ちょっとストーカー気質?

四三と同郷の美川くん、ちょっと捻くれてるというか拗らせてるタイプですね。
小梅のことが気に入ったのか、街で見つけては追いかけて遊女を辞めさせようとしています。
相当煙たがられてる上に話がほとんど通じていない気もする…笑

それでも小梅が、熊本は阿蘇の出身だったことが分かって嬉しそうな美川。
うーん、この二人はどうにもなりそうに無いぞ…

何だかんだで四三、みんなに助けられている

前回のラストで上京してきたお兄さん。
スヤさんの協力のおかげもあって、お金を工面して1800円もの大金を東京まで持ってきてくれました。
しかも本当に田畑まで売るつもりだった笑
四三くんちは貧乏だと思っていたんですが、為せば成る感じだったんですね。良かった!
今まで四三が走ることに関して興味も応援も無かった家族だったのに、オリンピックとなると急に四三がよくやった、と。
このころ嘉納治五郎先生の力もあり、急激にオリンピックの認識が広まったのかもしれないですね。

そして、お兄さんがお金を準備できないと見越して陸上部のメンバーが募金を集めてくれていました。しかも1500円も!
これもすごいことですよね。お金を準備してあげられなかった嘉納治五郎も喜んだことでしょうね~
お兄さん田畑売らなくて済むのかしら…ほんと有り難いね。

そして「生きて帰れっとだろか…」と急に弱気になった四三に、
「今さら、弱音を吐くな、四三!おまえがそんなに弱虫だったら、100年後の韋駄天も弱虫ばい」と鼓舞します。
そして帰り際には「勝とうなどと思うな、なんも考えんで行って走ったらよか。」と優しい言葉もかけてくれます。
こんなに物分かりが良かったっけ…ただの寡黙な人だったんかな(いや、違う)。
今は四三を誇りに思ってるんですね、多分。

それに足袋の播磨屋さんまで、いつもの底を強化した足袋と日の丸付きのユニフォームを渡してくれます。
みんなに応援されて四三は幸せですね…

それに引き換え、三島弥彦は家族から応援されず…?

三島家の母、和歌子はまだ弥彦がオリンピックに出場することを許さず「三島家の恥じゃ」と言います。
しかしながら弥彦はオリンピック出場に燃えており、とことんお兄さんとは違う道を行くと決めていました。
母にきちんと話もしないまま、旅立ちの日を迎えます。

出立の日、天狗倶楽部と大勢の人たちの日の丸旗、大声援を受けてストックホルムへの汽車に乗り込む弥彦。
そこへ三島家の女中シマと和歌子、兄・弥太郎が追いかけてきます。
お母さまあんなに冷たかったのに、弥彦のユニフォームを実は縫ってくれていたとか親子の愛を感じます。
さすがに遠い道のりですし、家族に挨拶できて良かったですね。
最終的に和歌子が弥彦へ「お前さんは三島家の誇りなんじゃから」と言ってくれます。

さすがの痛快男子もぐっときた様子。
彼のカッコつけたところだけじゃなく人間味あるところが見れて良かったです。
これで弥彦も思い残す事無く全力で走れるでしょうね。

あれ、ていうかなんで嘉納治五郎先生汽車に乗ってないの???
そして何で関係ない人がたくさん乗ってるの???

次回9話のあらすじ

四三(中村勘九郎)と弥彦(生田斗真)は、ついに新橋駅を出てストックホルムに向け旅立つ。
ウラジオストクやハルビンを経由してのシベリア鉄道17日間の旅。
不手際で治五郎(役所広司)の渡航が遅れる中、監督の大森兵蔵(竹野内豊)と安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)のハネムーンのような態度、初めて触れる外国人の横柄さに、四三は不安を募らす。

一方、孝蔵(森山未來)は、師匠・円喬(松尾スズキ)に「朝太」という名を授かり、噺家(はなしか)デビューに歩みだす!

『いだてん』公式サイトより

まとめ

ここから17日間もかけてストックホルムへ向かいます。
シベリア鉄道に乗るらしいんですが、殺人事件とか起こるんですかね…
列車の中は退屈そうだけど、次回どんなストーリーになるのか…期待します!

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