久々にMCU作品の続き『アイアンマン3』を見ましたので感想を書きたいと思います!
『アベンジャーズ』も見ましたが記事を書き損ね…そちらはまたいつか書きたいです。
『アイアンマン』はやっぱり面白いですね、今回はミス・ペッパーも大活躍で過去2作とはまた違った展開に。
早速感想を書いていきます。
『アイアンマン3』あらすじ
アベンジャーズが集結した戦いから数か月、アイアンマンであるトニー・スタークの生活は一変していた。
トニーは夜眠ることが出来ず、パワードスーツの追加開発にばかり時間を使っていた。
ペッパーとは上手くいっているが、そのうちにまた危機は訪れる。
テロリスト・マンダリンが世界中で爆発テロを繰り返し、徐々にアメリカ国内へと迫ってきていた。
トニーは自身のメンタルの変化に気づいてはいるものの、自分の力でなんとかしようとしていた。
そんな折アイアンマンであるトニーに、マスコミが「テロリストはいつ殺すのか?」と問いかける。
煽られたトニーはついマンダリンを仕留めると公言、さらに自宅の所在を明かしてしまい…
『アイアンマン3』キャスト&スタッフ
キャスト
トニー・スターク/アイアンマン -ロバート・ダウニー・Jr.
ペッパー・ポッツ -グウィネス・パルトロウ
ジェームズ・ローディ -ドン・チードル
アルドリッチ・キリアン -ガイ・ピアース
マヤ・ハンセン -レベッカ・ホール
ブラント -ステファニー・ショスタク
サヴィン -ジェームズ・バッジ・デール
ハッピー・ホーガン -ジョン・ファブロー
マンダリン -ベン・キングズレー
エリス大統領 -ウィリアム・サドラー ほか
スタッフ
監督:シェーン・ブラック
製作:ケビン・ファイギ
脚本:ドリュー・ピアース、シェーン・ブラック
『アイアンマン3』感想
アイアンマンは面白さ、間違いないですね。今作も見てよかったです。
今までスポットの当たらなかった人たちの勇気と正義感に感服
これまでトニーがど真ん中で周辺人物にあまり脚光が当たっていなかったのですが、トニーがスーツを脱いだことで多くの人物の活躍が目立ちました。
まずトニーのボディガード兼ドライバーで、スターク社のセキュリティ監督をしているハッピー・ホーガン。
この人を演じるのはなんと『アイアンマン』『アイアンマン2』で監督をしていたジョン・ファブローなんですって。
原作ではもっと色々とあるキャラクターのようですが、映画ではトニーの私設ボディガードということで。
ハッピーはトニーが愛するペッパーを監視して守る役目を密かにしているんですが、ペッパーに悪い虫が寄ってくると即座にトニーに連絡!
それだけじゃなく、本当の悪者(今回はマンダリンの手の者)が近づいた時には身を挺して守ります。
この人は元ボクサーで格闘が強いらしいのですが、アイアンマンと比べると生身だしそもそも相手バケモノじゃん…
それでも果敢に向かっていく様は、素晴らしい心の強さを感じました。
そしてローディ。トニーの友人でもありアメリカ空軍の大佐でパワード・スーツの扱いもお手のもの。
この人も元々軍人だから戦闘に長けているけど、最後の最後までトニーの戦闘に付き合い、生身に銃ひとつで大統領を救おうとするところが軍人の鏡だなと思う訳です。
いやもう絶対死ぬよね?って思うようなシチュエーションで死なないから。
他の映画だったら主役だと思う笑
そしてJ.A.R.V.I.S.。トニーの作ったAIで執事のようにトニーの世話やマシンの管理をしているジャービス。
人では無いんだけどトニーの為に献身的に尽くしているのでどんどん情が湧いてくる。
今回はバッテリー切れなどもあり、困難な状況が多かったけど頑張ったな。
ジャービスがいるのと居ないのとでは心強さが雲泥の差。
大活躍のミス・ペッパー・ポッツが美しく強い!
(C)2013 MVLFFLLC. TM & (C)2013 Marvel. All Rights Reserved.
ペッパーが元から好きなんです。グウィネス・パルトローがそもそも好き。
この人男性の陰に隠れているようなキャラじゃないよなと常々思っていたんですが、今作で覚醒しましたね。
その美しさはもちろんですが、今回は強さが引き立ちました。
なんなのあの腹筋!!グウィネス、47歳、カッコいいいいいいい!!!
ただ悪者に連れ去られて監禁され、ヒーローに助けてもらうだけのヒロインじゃないところを見せてくれました。
今回はトニーのピンチも多かったので、逆にいざという時トニーを助けるポジションで大活躍!
本当に格闘が結構強くてびっくり。
さらに今回はトニーとペッパーの恋愛関係もしっかり絆が強くなったところが見えて、幸せそうな二人が見れて嬉しかったです。
トニーがちょっと的はずれなところも可愛い。
以下、ネタバレ注意
不眠症、パニック障害となったトニー・スタークの苦悩
(C)2013 MVLFFLLC. TM & (C)2013 Marvel. All Rights Reserved.
トニーはニューヨークでのアベンジャーズの戦いを夢に見てうなされるなど、睡眠障害に悩まされていました。
眠れないからその時間はマシンと向き合って新しいスーツを開発するなどしていたようです。
ペッパーには言い出せなかったみたいですが…
さらにアベンジャーズに関するワードを聞くとパニック発作を起こしてしまうほどに…
相当アベンジャーズでの戦闘が辛かったのでしょう。
アイアンマンであっても中身は普通の人間ですからね、敵が宇宙人とか意味分からないしその肩に地球の未来がかかっているなど超絶なプレッシャーもあるでしょう…
男のプライドもあるのか、いつも弱いところを見せないトニー・スタークですが、人間らしく弱いところもあるんだと今作で描かれていきます。
トニーの失敗からすべてが無くなる…が愛の力は偉大
(C)2013 MVLFFLLC. TM & (C)2013 Marvel. All Rights Reserved.
メンタルが不安定だったせいか、マスコミの煽りにのって自宅住所を公表してしまったトニー。
そのせいで自宅をロケットで狙われ爆撃され、地下のドックまで何もかも破壊されてしまいます。
数々作ったスーツも全て家とともに海中に沈んでしまいます。。
あの発言のせいでこんなことになるなんて!
なんで住所を公表するなんて馬鹿なことを!
しかもトニーの豪邸は素晴らしきAIにすべてを管理された最新式住宅だったのに…ガラガラと崩れていく家を見て、喪失感が込み上げてきました。
ペッパーの身も危険に晒し、さすがのトニーも家とともに沈んだか……と思いきや生きてましたけどね。
ペッパーが沈んだトニーを想い、心配そうに海を見つめてるのが印象的です。
愛だなぁ…
トニーは今回序盤からめちゃくちゃにやられてスーツもほぼ機能しない状況にまで追い込まれてしまいました。
しかしそこから持ち前の頭脳でなんとか乗り切り、
最後にはいつもは守られているペッパーが逆にトニーを助けてくれる!あの腹筋で!
ほんとカッコいいですね。
序盤にトニーがペッパーのことを「心に決めた人」と表現していたのも素敵でした。
え、これで終わり?
今回はスーツを脱いだトニーの戦いって感じで始まって、後半の盛り上がりでは数々の亜種とも言えるスーツたちが自在に戦闘に参加!
そしてトニーの遠隔操作もありつつの、戦闘中のスーツ早着換えなど戦闘の盛り上がりもありました。
あの飛行機から落ちた人たちを救出していくシーンもとても良かったですし。
しかし最後でシュシュシュっと短くペッパーくんの治療、そして自分の胸の欠片の除去手術とアーク・リアクターとの別れが描かれました。
スーツを脱いでも「I am IRON MAN.」というセリフが印象的ですが、なんだか呆気なかったなと。
彼ならアーク・リアクターが不要となってもアイアンマンで居続けるような気がしたので…
いつか続編が作られるのか、そのあたりも期待です。
最後に評価
過去2作と比べるとやや地味目な印象ですが、トニーの人間性が描かれたのはとても良かったと思っています。
いつも中途半端だったペッパーくんとの恋愛関係もしっかりと確認できたのも嬉しい。
ペッパーくんとお幸せに…
ただスーツを脱いだからか全体として戦闘はやや地味め。
その割に家の崩壊とかが規模が大きくてびっくりしました笑
周りのキャラクターが際立ったのもここへきて個人的には良かったと思います。
トニーとしてはスーツを脱いでもそこそこ戦闘が出来て、やっぱり天才だからその辺の材料でなんでも作れちゃうというところがカッコいいです。
あの田舎町での少年との出会いと絆も良かったですよね。
少年に優しすぎないあたりも、トニーっぽかった。
思い返してみれば全体的に良かったんですが、少し敵キャラが弱かったかな?
そんなに強固な因縁があるわけでもなく強烈なインパクトがあるわけでもなく…というよりは自分との闘いがメインでした。
この物語が今後へどうつながっていくのかを見てみたいと思います。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品リスト
MCU作品は現在まで以下のようになっています。
フェーズ1
- アイアンマン(2008)
- インクレディブル・ハルク (2008)
- アイアンマン2 (2010)
- マイティ・ソー (2011)
- キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー (2011)
- アベンジャーズ (2012)
フェーズ2
- アイアンマン3 (2012) ※このページの作品
- マイティ・ソー/ダーク・ワールド (2014)
- キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー (2014)
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (2014)
- アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン (2015)
- アントマン (2015)
フェーズ3
- シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (2016)
- ドクター・ストレンジ (2017)
- ガーティアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス (2017)
- スパイダーマン/ホームカミング (2017)
- マイティ・ソー/バトルロイヤル (2017)
- ブラックパンサー (2018)
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー (2018)
- アントマン&ワスプ (2018)
- キャプテン・マーベル (2019)
- アベンジャーズ/エンドゲーム (2019)
※本ページの情報は2020年1月時点のものです。最新の配信状況は各サービスサイトにてご確認ください。
2020年にまとめた評価で選ぶ歴代映画ランキングも公開中!
ぜひ作品選びの参考になさってくださいね。