2008年のマーベル作品2作目『インクレディブル・ハルク』です。
もうエンドゲームには間違いなく追いつけないですが、マイペースに鑑賞しています笑
ハルクはエドワード・ノートンだったんだ!と思って楽しみに鑑賞したんですが、
ノートンはこの1作品だけのようで、アベンジャーズに出てくるハルクは別の人のようですね。
早速感想を書いていきます!
『インクレディブル・ハルク』あらすじ
実験中に大量の放射能を浴びた科学者ブルース・バナーは、感情が高まると緑色の超人ハルクに変身するという特異体質になってしまう。
元の体に戻るべく治療方法を探すブルースだったが、その驚異的なパワーに目をつけた軍が彼の元に追手を送り込み……。
これまでも数度に渡って実写化されてきたマーベル・コミックの人気シリーズを、エドワード・ノートン主演&「トランスポーター」シリーズのルイ・レテリエ監督で新たに映画化。
『インクレディブル・ハルク』キャスト&スタッフ
キャスト
エドワード・ノートン、リヴ・タイラー、ティム・ロス、ティム・ブレイク・ネルソン、タイ・バーレルほか
スタッフ
監督:ルイ・レテリエ
脚本:ザック・ペン
『インクレディブル・ハルク』感想
アイアンマンは古さを感じさせなかったが、こちらは何故か時代を感じた
2008年の作品ですが、CGはかなり迫力のある仕上がりになっています。
ですが、アイアンマンよりも若干古い感じがしているのは、あちらはメカニックでこちらは生物を描いているからなのかな~。
CGの技術の進化ってものすごいとは思うんですがやはり一番自然物、特に生物が一番難しいだろうなと思います。
ハルクはめちゃくちゃ強くて普通の鉄砲の弾くらいなら皮膚が弾いてしまうようです。
人間からの変身の様子は自然で全く違和感なくてすごかった。
あーそして今書いてて思ったんですが、作中主人公のブルース・バナーがチャットで遠隔地の人にサポートを求めるシーンがあるんです。
そのチャットシーンが時代を感じたのかもしれません笑
リヴ・タイラーとの関係性はとても素敵!
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リヴ・タイラーめちゃくちゃ美しいですね!
エドワード・ノートンもカッコいいのでお似合いのカップルという感じ。
冒頭かなり省略した感じでストーリーがダイジェスト的に展開しますが、実験中にガンマ派を浴びてしまったブルースは緑色の怪物に変身し自分を制御できなくなり、
自分の恋人であるベティ・ロス博士とその父親ロス将軍を傷つけてしまう。(その他死傷者複数)
恋人を傷つけてしまって自分で制御できない身体を持ってしまったブルースは、なるべく離れた場所で自分の身体からガンマ派を取り除く為の実験を繰りかえします。
そんなこんなで5カ月ほど経った訳ですが…
軍から逃げつつアメリカに戻ってきたブルースが、恋人ベティに新しい恋人が出来ているのを見てしまいます。
マジかよ、ベティ!!とみんな思ったのでは?
あの事件からたったの5カ月でブルースが死んだわけでも無いのに新恋人が。
これはちょっとどうなのっていう。
とはいえ、ブルースを見つけるなり追いかけてきて、なんかもう新恋人の存在とは一体…
しかもその精神科医良い人なんですよ。ブルースのことを庇ってくれて。
しかし彼は可哀想だな…
それでもベティはブルースが生きていると知って、ハルクに変身しようとも彼と一緒にいることを選びます。
ブルースもハルクになっても彼女のことはどうやら分かるようで、彼女を守るんですよね。
素敵な関係の二人です。父親が酷いけど。
以下、ネタバレ注意
とりあえずエドワード・ノートンどこ行った…
エドワード・ノートンがみたいんですけど、半分くらいは緑色の怪物を見なくてはいけないのが辛いです。
顔も全くノートンの面影も無くなってしまって、心の中で誰だよ、お前は…とずっと思いながら見ていました笑
どうしても同じ生き物だとは思えず…
ハルクになった時のブルースらしさってベティのことが分かる程度で、他には何も無いんですよね。
とにかくめちゃくちゃ強いですけど、元々ブルースは科学者だし…
そこのところ、色んな葛藤が描きたかったと思うんですが外見から入って行けず…
X-MENのウルヴァリンみたいに、通常時と見た目がそこまで変わらなければもう少し違ったと思います。
強さを欲して自らの肉体を実験に捧げる男が何度考えても理解不能
ティム・ロスがなかなかいい相手役で出ています。
この人、私は好きなんですがあんなにムキムキでしたっけ???
ブルースを追う軍人役ですが、何故かハルクに感化されて同等に強くなりたいと望み、ロス将軍の人体強化実験の実験体となっていきます。
最初は少量でといってかなり運動能力が伸びたのですが、そこでやめておけばいいのに自ら科学者を脅迫してハルクの血を投与させて…
最終的にはハルクと同等のバケモノになってしまっていました。
しかももう服も着ていなくて、そういう意味でハルクよりもバケモノ化してしまってました。
(この時点でティム・ロスもどこ行った?となる)
たまにこういう強さを求めて無理をする男が色々な作品で出てくるんですが、気持ちが全く分からない。
自分の身体がボロボロになったり命の危険があっても、そこまでして「強さ」が欲しいのでしょうか。
「強さ」は「プライド」なのかな???
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品リスト
MCU作品は現在まで以下のようになっています。
フェーズ1
- アイアンマン(2008)
- インクレディブル・ハルク (2008) ※このページの作品
- アイアンマン2 (2010)
- マイティ・ソー (2011)
- キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー (2011)
- アベンジャーズ (2012)
フェーズ2
- アイアンマン3 (2012)
- マイティ・ソー/ダーク・ワールド (2014)
- キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー (2014)
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (2014)
- アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン (2015)
- アントマン (2015)
フェーズ3
- シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (2016)
- ドクター・ストレンジ (2017)
- ガーティアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス (2017)
- スパイダーマン/ホームカミング (2017)
- マイティ・ソー/バトルロイヤル (2017)
- ブラックパンサー (2018)
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー (2018)
- アントマン&ワスプ (2018)
- キャプテン・マーベル (2019)
- アベンジャーズ/エンドゲーム (2019)
最後に評価
評価できる点はキャストが豪華な点。
あと戦闘シーンのCGの迫力はすごいです。
でも全体的にちょっと長く感じてしまって、やはりお前誰だよ感で感情移入できないのが一番ネックですね。
そもそもハルクが好きな人は見て損はしないと思います。
※本ページの情報は2019年5月時点のものです。最新の配信状況は各サービスサイトにてご確認ください。
2020年にまとめた評価で選ぶ歴代映画ランキングも公開中!
ぜひ作品選びの参考になさってくださいね。