< 9話(2019年9月13日放送) >
もう最終回が見えてきてしまいました。どうしよう。
前回慎二がついた凪との結婚前提のお付き合いの嘘の終着点はいかに…?
そしてゴンの凪への想いが本気の行動を呼び起こします。
早速感想を書いていきます。
前回のあらすじ&感想は「『凪のお暇』8話感想:素直な慎二(高橋一生)はやっぱり可愛いんじゃないのか?号泣おじさんと呼ばれても(ネタバレ)」でチェック!
『凪のお暇』9話のあらすじ
突然上京してきた 凪 (黒木華) の母・夕 (片平なぎさ) に、凪の婚約者と言ってしまった 慎二 (高橋一生)。
その流れであれよあれよという間に、大島家と我聞家の両家顔合わせをすることになってしまい、今さら本当のことを言えない状況に。
あとに引けなくなった2人は…。
一方で、アパートの共有スペースで、龍子 (市川実日子)、緑 (三田佳子)、みすず (吉田羊)、うらら (白鳥玉季) から凪と結婚したいためにわざと嘘をついたのではないかと疑われる慎二。
ゴン (中村倫也) は凪と慎二の姿を見て、今までに感じた事がない憤りを感じていた。
お暇が終了し、ゴンの部屋を去ろうとする慎二に、ゴンはある言葉を投げかける。
そして…
9話見どころは、凪と慎二の脅威のシンクロ率…
前々からこの二人、実は似た者同士だよなぁと思っていたんですが、お互いの家族に挟まれてとうとう驚異のシンクロを見せます。
お互い家族の為に空気を読みまくって嘘をついてしまいます。
慎二の嘘を取り消すことが出来ずに、二人の結婚話は着々と進行。
そして慎二のおばあちゃんの米寿祝に凪と凪の母親が招待され、顔合わせとなってしまいます。
色々問題のある我聞家ですが、そこへ海外赴任中ということになっているお兄ちゃんが襲来!
どうなってしまうのでしょう…
『凪のお暇』9話の感想 (ネタバレあり)
慎二と凪の距離感がちょっとずつ近くなっていく感じが良いですね。
でも同時にそれを傍で感じているゴンが、初めて嫉妬の気持ちを味わっているのが切ないです。
円の失恋。慎二よ、やっぱりお前は…
成り行き上の嘘で凪と結婚の話が進んでしまった慎二。
両家顔合わせを控えて、でもどうしても辞めると言う事が出来ずにいました。
そんな折、慎二が凪の働くスナックでその話をしているところに円がやってきて、二人の結婚話が進んでいると思ってしまいます。
しばらく慎二と円は会ってもいないし連絡も取っていなかったようですが、円はまだ慎二のことを諦めきれずにいました。
でも凪と結婚の話が進んでいると知って大ショック!
職場でも円はその美貌から妬まれて悪口を言われたりしてなんだか可哀想…
顔が良いって言っても良い事ばかりじゃないんですね…
慎二が凪の事をまだ好きなのは確かだから二人の別れは仕方ないにしても
「どこが好きだった?」と聞かれて答えに詰まり、心の中では「まずは顔…」と思っちゃってる慎二。
察した円は慎二をビンタ!
いいぞ、円!やってやれ!
あまりにも円にとって踏んだり蹴ったりな結末で可哀想すぎます。
慎二は凪に未練がありまくりなのに中途半端なことをしたからやっぱり良くないですよね。
ビンタも当然。
凪と慎二、二人の気持ちのシンクロ。初めて共感した凪
凪と慎二はいざ両家顔合わせの席へ向かいます。
慎二の母親と凪の母親は会う前から電話で意気投合!…していたにも関わらず…
どうやら何か調査会社等を使って素性を調査したみたいです。
凪の父親が亡くなったのではなく失踪したことや凪が会社を辞めたことを知ると態度は豹変。
そこへ現れた慎二の兄、慎一。
失踪したと思われていたのにYoutuberになっていたお兄さんですが…この人が慎二の一家の嘘を親戚の前で暴き、もう滅茶苦茶に…!
必死で取り繕う慎二を見て、凪は初めて自分と一緒だ…と気付きます。
慎二の母親も凪の母親も体裁を繕うのに命かけてますから、ほんとに母同士も似てるんですよね。
結婚相手の家が何をしているのか気になるし、世間的に良く見えないと結婚は認められないという考え。
自分たちのことを棚に上げて…
凪と慎二はお互い優しくて家族を悲しませたくなくて、必死に空気を読んで取り繕ってきたんですね。
慎二もきっと幼いころからそうしてきたのでしょう。
だからこんなに空気を読むのが上手くなった。
なんだか切ないです。
そして慎二の兄は、そんな嘘だらけの家族が嫌になって何もかもぶち壊したい思いに駆られた。
それもちょっと分かる気がします。
そして凪の母親が慎二の家族を「みっともない家族」と言い凪をなじったことをきっかけに、凪はついに「お母さんのことが、嫌い」と本音を話します。
初めて凪の本音を聞いたお母さん、どんな気持ちだったんだろう。
自分がしてきたことを省みてくれるんでしょうか。
ゴンの本気…配りまくった合鍵を全力回収!
そしてゴンは凪の事が好きだと気付いてから、切ない片想い中だった訳ですが、初めてのことにどうしていいか分からず…
慎二にいいところを持っていかれてばかり。
でも距離が近づいていく二人を見て、本気の嫉妬を体験。
そして凪を取られたくないと思ったゴンは、ついに本気を出します。
今までいろんな女の子に配りまくった部屋の合鍵を全て回収。
自分の部屋にあった女性たちの化粧品を全て撤収します。
そして凪に告白。
「凪ちゃんが、好き。これからは凪ちゃんだけを好きでいる、凪ちゃんだけのちぎりパンでいる。」と。
”凪ちゃんだけのちぎりパン”ってめちゃくちゃパワーワードじゃないですか?
ゴンの本気の告白に(しかも慎二の目の前で)、凪はどう答えるのか!
最終回どうなってしまうんでしょう。
『凪のお暇』次回10話のあらすじ
凪 (黒木華)と慎二 (高橋一生)は、両家顔合わせで今まで言えなかった家族への不満をぶつけ、互いに距離が縮まったと感じていた。
そんな2人の前にゴン (中村倫也)が現れ、凪に決死の告白。
凪をめぐる慎二とゴンの3角関係にいよいよ終止符が打たれる。
果たして、凪が選んだ選択とは!?
そして、お暇生活の結末とは…?
まとめ
来週気になりますね~!
凪は一念発起して生活や環境をガラッとかえたら、そこで自分を取り戻していきました。
そして周りの人と空気を読み合うのではなく良好な関係を築くことも出来ました。
そして慎二の本当の姿をみる事も出来た凪。
ゴンに心から癒された凪。
果たしてどちらとどうなるのか、もしくはどうにもならないのか。
今作はどんな結末になっても、きっと満足してしまうような気がしていて、単純に楽しみに待ちたいと思います!