< 6話(2019年7月6日放送) >
早くも佳境に入ってきました、『仮面同窓会』です。
和康が死んでしまい、加奈子は希一からお金を取った後に高飛びしようとしていたが黄色いコートの男に襲われて行方不明…
残された3人と美郷は犯人を見つけることができるのか。
主人公、洋輔の二重人格も症状があからさまになってきました。
早速感想を書いていきます。
前回のあらすじ&感想は「感想『仮面同窓会』5話:美郷の異常な愛。和康を殺した犯人は誰だ!?(ネタバレ)」をチェックしてください。
『仮面同窓会』6話のあらすじ
洋輔(溝端淳平)と美郷(瀧本美織)は、卒業直前に自殺した日比野真理(吉田志織)の墓参りに訪れる。
そこに居合わせたのは、花を持った八真人(廣瀬智紀)だった。
「真理の自殺の本当の原因を知りたい」と問う美郷をはぐらかすばかりの八真人。
洋輔もさらに八真人を問い詰めるが、「お前にも話したくない過去があるだろ」と、亡くなった洋輔の兄・雅之のことを持ち出し、話す気配はない。
その瞬間、「お前が殺した」と幻聴が聞こえた洋輔は、人が変わったような異様な表情で八真人に迫る…。
洋輔は最近自分を苦しめるようになった幻聴の原因を探ろうと、意を決して心療クリニックを訪れる。医者に「身近な誰かに話すだけでも気持ちが楽になる」とアドバイスを受けた洋輔は、美郷に18年前の兄の死について語り始めた。
6話の見どころは、やっと過去のトラウマから一歩進み始める洋輔
洋輔は過去、自分のせいでお兄さんが死んでしまったと思っています。
それを希一らに「人殺しだ」と言われる度に幻聴が聞こえたり記憶を失ったりしていました。
明らかにメンタルが不調なのにいつまでも放置している洋輔にやきもきしていたのですが…
今回美郷の前で記憶を失い、八真人を階段から突き落とそうとしていたところを美郷に止められます。
美郷にはっきりと自分が記憶が無いうちに人を攻撃していたことを見られて、やっとメンタルクリニックにかかることにしました。
そこでカウンセリングを受けて、人に話すことで気持ちが軽くなると聞き、美郷に全てを話し始める洋輔…
洋輔のメンタルは改善するのか。
記憶の無いうちに何をしてしまったのか。
『仮面同窓会』6話の感想 (ネタバレあり)
今回洋輔の症状に進展が見られただけで少し救われるな~と思いつつ、事件は何も解決してはいないんですが…
少し高校時代の日比野真理の自殺の原因が分かり始めます。
加奈子が実は割と好きだったのか、可哀想に捨てられた希一
希一は加奈子に金を強請り取られたにも関わらず、最後に加奈子にすがっていました。
しかし加奈子は希一に薬をもって逃亡、そのまま行方不明になってしまいます。
実際には黄色いコートの仮面の男に襲われてしまったんですが、それを知らない希一は単純に自分の元から居なくなったと思っています。
そしてニュースで、加奈子が学校のお金も1000万円ほど横領して逃げていることを知ると
「あいつは金だけが目的だったんだ…」と目を潤ませて話します。
希一、意外にも加奈子のことを本当に少しは好きだったんでしょうね。
お金だけが目的の加奈子にうまく利用された形でちょっと可哀想。
希一は決していい人間とは言い難い輩(やから)感がありますが、自分を慕う人間には優しく、守ろうとするところがあります。
逆に裏切者には厳しいですが…
純粋な小悪党、って感じでしょうか。
ただ、日比野真理の自殺の件に絡んでいそうだなと考えると、この人は気持ち悪い絡み方をしていそうで嫌な存在です。
日比野真理の自殺の原因
洋輔が今回高校に行って調べています。
昔の知り合いの教師に過去の話を聞いたり、生徒からの相談は紙に残っているという情報から職員室で記録を探したり…
調べた結果、八真人と日比野真理はお互いに本当に想い合っていたことが分かってきました。
また、日比野真理は自分が妊娠していることを女性の養護教諭に相談していた記録が見つかりました。
樫村に直接相談した訳では無かったようです。
…つまり?
自殺の原因が妊娠だとすると、きっとその相手は八真人というよりは他の人だろうと思うし、もしかしたら無理やりにそうなってしまったのかもしれません。
となると相手は死んだ樫村が濃厚かと思えてきます。
希一たちは樫村に恨みがあったから、それをネタに脅そうと思ったんじゃないかと。
八真人と希一の間にどういうやり取りがあったのかは分かりませんが、八真人が結果的に日比野真理を裏切った形になったからずっと後悔しているのかもしれません。
洋輔のメンタル改善?美郷の存在とは…
やっと病院に行ったよ、洋輔…早く行けば良かったのに。。
メンタルの不調は特に、自力でどうこうするのは無理だと思って即刻専門医にかかるべきだと思います。
だって記憶亡くしてるんですよ!?怖すぎないですか?
しかもその間に友人が亡くなってるんですよ!?
やっとクリニックにかかってくれた洋輔に一安心。
そして誰かに全てを話せば楽になると聞き、美郷に全てを話した洋輔。
美郷はずっと黙って聞いていましたが、泣き崩れた洋輔を抱きしめてキスをしました。
え、何?美郷ってやっぱり天使なの…?もしくはカウンセラー??笑
これまで美郷には洋輔に近づきすぎる以外は怪しい行動は全く無いんですが、逆にそれが怪しいと思ってきました。
ただ、ここまで洋輔を支えてくれると、もしかして本当に純粋に善い人?と思いかけてる私がいます。
でもね、忘れてはいけないことは、このドラマの原作は…イヤミスなんですよ。
イヤミスとは、読んだ後に「嫌な気分になる」ミステリー小説のことです。
なので美郷が黄色いコートの仮面の男と結託して殺人事件に関わっている、というのが想定できる嫌な結末パターン。
だけどドラマだけ結末変えてくるとかもありそうなので美郷ことはまだまだ分からない。
注視していきます。
次回7話のあらすじ
洋輔(溝端淳平)は狐狸山高校に保管されていた資料から、真理(吉田志織)が自殺直前に妊娠していたことを知る。
そのことを美郷(瀧本美織)に伝えると、美郷は「八真人(廣瀬智紀)が樫村(渡辺裕之)を殺したのではないか」と推測。
親友を疑う美郷に対し、洋輔は悩んだ末、樫村が死体で見つかった前日に、洋輔、八真人、希一(佐野岳)、和康(木村了)の4人で、出来心のイタズラで樫村を拉致したことを美郷に告白する。
一方、加奈子(雛形あきこ)のアトリエを訪れた希一は、そこであるSDカードを見つける。
そこには歩道橋の上で和康が仮面をつけた男に襲われている映像が入っていた。
さらにアトリエの中には、希一から恐喝した3000万円がそのまま残されていたうえ、付近には血痕も…。
加奈子は誰かに襲われたのか!?
その瞬間、アトリエ内に潜んでいた仮面の男が突然希一を襲いだす…。
まとめ
次回とうとう希一も襲われてしまうのか…なんとなく死ななそうに思いますが、ケガくらいは負いそう。
高校時代に何をしていたのかが気になりますが、なんとな~くうっすら想像がつきますね。
あとは美郷の動向と洋輔の二重人格具合が気になります。
また来週楽しみにしてみます。