< 4話(6月22日放送) >
第4話となった『仮面同窓会』です。
今回は高校時代に八真人と付き合っていて後に自殺した日比野真理と美郷の関係が明らかになります。
早速感想を書いていきます。
前回のあらすじ&感想は「感想『仮面同窓会』3話:完全にやり過ぎてる、見えてきた過去の出来事と洋輔の変化(ネタバレ)」をチェックしてください。
『仮面同窓会』4話のあらすじ
事件の真相を巡り、互いに疑心が生まれつつある洋輔(溝端淳平)たち「仮面同窓会」のメンバー。
そんな中、八真人(廣瀬智紀)のもとに樫村(渡辺裕之)の遺書と思われる手紙が届いたと連絡が入る。
洋輔に先んじてたまり場に集まった希一(佐野岳)、和康(木村了)と八真人。
すると樫村拉致の際に洋輔に名前を口走られ、メンバーの中で一番動揺していた和康は、洋輔が自分たちを裏切り、手紙も洋輔が書いたものだと主張する。
そこへ洋輔がやって来た。洋輔は、手紙の中に書かれていた「ひとりの少女を裏切った…」という一文に対する意見を伝える。
その少女とは、高校卒業間際に自殺した日比野真理(吉田志織)のことではないかと話す。
すると、それを聞いた他の3人の表情が曇り…。
そのたまり場でのやりとりを、加奈子(雛形あきこ)がじっと耳を傾けていた。4人が何かを隠していることを悟った彼女は、和康に対してある行動を起こす…。
4話の見どころは、美郷と真理の関係と和康の裏切り
洋輔と付き合い始めた美郷は高校時代に自殺した日比野真理のことをあまり仲良くなかったから知らないと言っていました。
でも洋輔が樫村の件で日比野真理を調べていくうちに、実は日比野真理と美郷はとても仲が良かった時期があったことが判明します。
そして真理がいじめられていた原因は、いじめられていた美郷を助けたことで…
さらに和康は警察からのプレッシャーと洋輔への疑いから疑心暗鬼になっていきます。
そしてその後仲間を裏切ってしまうような行動をする和康。
その結果…
『仮面同窓会』4話の感想 (ネタバレあり)
前回全員ろくでもない人ばかりだと書きましたが、美郷一人が善人である可能性もありそう?いや、どうかな?
ちょっとまだ分からないですが、感想をまとめていきます。
和康の裏切り。冷静さを失ったことが仇になる
和康は元々小心者なんでしょうね。
警察に訪ねて来られて殺人の容疑がかかるかもしれないと思うと怯えずにはいられない。
何もしなければいいのに、洋輔を犯人と疑ってしまってその考えが頭を離れない。
警察に行こうとしてやめたり…誰かに話したかったのかもしれません。
だから加奈子にうっかり話してしまったんでしょう。もちろん色んな欲もあったと思うけど。
それにしても人のせいにする力がすごいなと。。
自分の脚のことで卑屈になってるのかもしれませんが、何の証拠も無しに洋輔のせいだと決めつけるあたりはどういう思考回路なんだろう?
これまでに何か思い当たるところがあったなら分かるんだけど…
そのせいで彼は大変なことになってしまいました。
美郷は何か目的があるのかもしれない
美郷が洋輔と付き合ったのはやはり偶然とは考えにくいと思います。
出会いはともかく前回も不自然な接近だったし、洋輔の暴力的な豹変を見ても怯まないあたりがおかしいなと。
恐らく美郷は洋輔の秘密と日比野真理の自殺の原因を調べたくて接近してきたんじゃないかなと考えます。
日比野真理との思い出のプリクラを貼っていたり、職場の人に彼氏出来たの?と聞かれても洋輔のことは言わないあたりが、好きで付き合っている訳ではないのかな?と思わせます。
それにしても危ないですけどね、美郷が善人だったとしたら心配。
洋輔はやはり二重人格?そうなると…
洋輔は和康に歩道橋から落とされそうになり、兄のことを思い出してそのまま記憶喪失…
次に目覚めると洋輔の自宅で、和康がビルから落ちて亡くなったとニュースで知りました。
さらに美郷が洋輔の家にやってきて、洗面所に血痕が残っていることを見つけます。
…やっちゃってますよね!洋輔…!!
この人は兄の死がトラウマとなって、希一たちに言われて自分が兄を殺したと思い込むあまりに、本当に殺人を犯すような別人格を自分の中に作り上げてしまったのかもしれません。
それにしても二重人格とかなっちゃうと何でもありになっちゃうので、ドラマの筋としてはあまり好きじゃない展開。
全部洋輔がやってたことに出来ちゃうしなぁ…
もし違う真相が用意されてたらすごいかもしれない。
高校時代から洋輔を除く3人が”鉄の結束”と呼んでいるものがあって、そこに何故洋輔が入っていないのかが気になります。
どうせ良からぬことを共謀してやってたんだろうなとは思うんですけど…
次回『仮面同窓会』5話のあらすじ
洋輔(溝端淳平)には、和康(木村了)に歩道橋で突き落とされそうになったところから記憶がなく、目を覚ました自宅の洗面所には血が飛び散っていた。
美郷(瀧本美織)から、和康がビルから転落死したことを聞いた洋輔は、もしかして自分が和康を殺したのではないかと混乱するが、美郷が「洋輔を信じている」と言い落ち着かせる。
翌日、洋輔の勤務先に刑事が訪れる。
監視カメラが捉えた洋輔の後を追う和康の写真を見せられるが、洋輔には全く記憶がなかった。
和康の葬式で顔を合わせた洋輔、希一(佐野岳)、八真人(廣瀬智紀)の3人。
希一は洋輔に対し「和康を殺したのはお前だ」と厳しく詰め寄る。
希一に対し、洋輔も珍しく口答えをするが、そんな2人の様子を八真人が冷静に見つめていた…。
まとめ
今回もなかなかの展開でしたね。
原作知ってる人から聞くとどうも最後まで見てもすっきりしない展開のようなので、悩みますね…
それでもどうなるのか見届けたい気も…
来週も見てみたいと思います。