ドラマ『グッドワイフ』

『グッドワイフ 』10話最終回感想:多田くんの疑惑は晴らせるか…それぞれの決断(ドラマネタバレ)

< 10話(3月17日放送) >


ああああーーー、終わってしまったよ!
今期一番楽しんだドラマが!
始まったら終わってしまうんですね、無情。
しかしながら最終話も素晴らしい着地をみせてくれたので早速感想を書きます。


前回のあらすじ&感想は「ドラマ『グッドワイフ』9話感想:裏切り者の正体と追い込まれた多田くん(ネタバレ)」をチェック!

『グッドワイフ 』10話のあらすじ

壮一郎(唐沢寿明)の指揮により、神山多田法律事務所に現れた脇坂(吉田鋼太郎)は、多田(小泉孝太郎)を贈賄容疑で逮捕する。
壮一郎の私情が絡んでいるのではないかと、神山(賀来千香子)に指摘される杏子(常盤貴子)だが、多田は、過去に担当した案件の判決から、小宮裁判官(野間口徹)との関係を怪しまれていたのだ。


負ければ、神山多田法律事務所が潰れてしまいかねないと、神山と杏子を中心に、事務所一丸となり、検察を相手に裁判で戦うことに。
一方で、朝飛(北村匠海)は不穏な動きを見せる。


そんな中、いよいよ多田の裁判が始まる。
しかし、多田にとって不利な証拠が次々と出てくるばかり。さらに検察側はさらなる隠し玉を控えていて…。さらに、杏子との関係が悪いままの円香(水原希子)は、脇坂と会っていた。そして、思わぬ行動をとってしまう…。


次々と追い込まれていく中で、どん底だった自分を救ってくれた多田を信じ、杏子は多田のピンチを救うことができるのか?


そして、亀裂が入った壮一郎との夫婦関係はどうなるのか?


妻として、女性として、杏子がする決断は…?

10話の見どころは、最後にそれぞれが選んだ決断

前回やっと壮一郎の贈賄疑惑が溶け、無事特捜検事長に返り咲きました。
しかしその裏では、信頼していた部下・佐々木に裏切られ、尚且つ佐々木は真実を話した後に自殺というを選択してしまいます。
その後壮一郎は鬼の形相で検察内部から、事件を洗い直し弁護士多田に纏わる捜査を始めましたが…


多田とある裁判官の癒着が疑われ、我らが多田くんは取り調べられることに。
事務所では杏子が採用され朝飛くんは辞めることに。
さらには円香さんと壮一郎の過ちが明らかになり、杏子と円香さん、壮一郎それぞれの関係が壊れかけ……


今まで折角結束を強めていた杏子の事務所の人間関係が壊れかけ、そして多田くんの裁判官との癒着の疑惑、真相はどうなのか?
出演者全員がピンチに陥る最終回、視聴者が試されている回だと思いました。
それぞれが選んだ結末は?

『グッドワイフ 』10話の感想 (ややネタバレあり)

これまで見てきたそれぞれの人間性を信じる

最終回まで9話、蓮見杏子と弁護士事務所の面々をみてきました。


最初は恐る恐る弁護士に復帰した杏子がクライアントと本気で関わって、クライアントを守るために勝利を勝ち取り「弁護士に戻れて良かった」と言っていたこと。
杏子のことが忘れられず、当時付き合っていた彼女と別れてまで杏子を助け支えてくれた多田くん。
何気ない言葉のやり取りの端々から杏子への優しさが溢れ出てました。
そして最初は仕事上の付き合いながら段々杏子のことを認めて、大切なことも本音で話せる友達になった円香さん。
杏子とはライバルだったけど本気で仕事で競って認め合い、多田くんとも兄弟のような師弟関係を築いた朝飛くん。


それぞれが本当に賢く魅力的でチャーミングで、いつの間にか大好きな人たちになりました。
だからこの人たちが誰かを陥れたり裏切ったりなんて考えられないですね。


朝飛くんが事務所を辞めて、杏子を選んだ理由が夫が返り咲いたことだと感じて怒るのは分かる。
この子察しが良いし、実際神山先生はそういうところも考慮してたし。(神山先生の怖くてすごいところ)
朝飛くんは多田裁判の検察側証人として多田先生に不利な証言をしてしまったけど、それでも全く恨みもせず朝飛くんを心配してた多田くん。
本当に朝飛くんのこと好きなんだな。

ただしアナタは入ってない、脇坂よ!

とりあえず、脇坂さん、声がでかいよ!笑
裁判でも強引に進めていくんですね。


脇坂は今回蓮見壮一郎の下で検事としてのキャリアを失わない為に半ば強制的に働かされました。
その役目は壮一郎が動いていることを内部に悟られないよう、多田くんを目的にしていると思わせる隠れ蓑でした。


最後なんだかすっかり自分も役に立った風でしたが、いやいやアナタは壮一郎の温情もあり利用されただけだから。
全然自主的なあれじゃないから!
でも素晴らしく良いスパイスになってましたね、脇坂さん。ほんと、吉田鋼太郎さん好き。

それぞれの選択が素晴らしくて泣けた

杏子はずっと円香さんに辛くあたってたんだけど、そんな自分に不快感があってでもどうしたらいいのか…と悩んでる様子が見えました。
それでもある瞬間に、自分の気持ちに正直に行動しようと決めて
最後に「わたしやっぱり…円香さんのこと嫌いになれません」て言うところ、泣けた…
まさか女の友情でこんなに泣けるとは…!!


そして杏子は自分の気持ちに沿って離婚することを選びました。
今までは壮一郎の疑惑が疑惑のままだったから、結論が出せなくて結論を出す為に自分で調査する…という状態でしたが、今はもう壮一郎が過去の過ちを認めています。
それをやっぱり許せないと思ったんでしょうね。
それでも、お互いに納得して最後を迎えられたので離婚も別に悪いことって訳じゃないんだよなと。
再出発という意味に見えました。子供たちも元気そうで嬉しそうだったし。


結局多田くんは誠実だった。
過去の裁判で、多田くんが証人に金を払うというグレーな行いがあったことが分かりました。
やったことは間違いなくグレーですが、結局のところ自分の行いを認めて事務所の看板から名前を下ろしてほしいと言った多田くんはやはり最後まで誠実だった。
過ちをそのままその人自身として判断することは簡単だけど、それにどう落とし前をつけるかを加味してもいいんじゃないかと思いました。
信じててよかった。


そして杏子は多田くんとくっつく訳でもなく、預かっていたシーサーを多田くんへ返しました。
「もう大丈夫だから」という言葉は、私はもう一人で立っていられるから大丈夫、という意味に聞こえました。
多田くんは一線引かれた感じでしたけど、そういう杏子だからこそ好きになったんだろうな。
なんだか永遠に届かない片想いのようでちょっと切ないけど、いや、まだ多田くんチャンスある!


最後はそれぞれが自分が納得できる選択を出来て本当に良かったなとしみじみ思いました。

まとめ

そして主題歌を唄うバンプオブチキン、私はファンなんですが今作は素晴らしくドラマと融合してた。
音楽の偉大さを感じると共に素敵な作品になって良かったな~と思ってます。

またいつか同じキャストのみなさんに会いたい!ということで続編期待してます♪