< 4話(2月3日放送) >
今期一押しドラマ『グッドワイフ』4話です。
前回は多田くんが思い切って杏子にアプローチしたところで終わったので続きが気になります…
今までずっと分かりやすいアプローチをしてこなかった多田くんですが、泣いている杏子を前にして抑えきれなかったんでしょうね。
杏子と壮一郎の関係はどうなるのか?
前回のあらすじ&感想は以下記事「『グッドワイフ』3話感想:常盤貴子がめちゃくちゃハマり役!多田くんがついに…(ドラマネタバレ)」でチェック!
『グッドワイフ』4話のあらすじ
杏子(常盤貴子)が以前住んでいた家の近所の男子高校生・荻原翔平(佐藤緋美)が傷害致死容疑で逮捕された。
翔平の母・奈津子(須藤理彩)は、かつて杏子の親友だったが、壮一郎(唐沢寿明)の逮捕後、真っ先に杏子との連絡を絶った人だった。
杏子は、奈津子のことを考えて、この事件を朝飛(北村匠海)にメインでやってもらうようにお願いする。
翔平は容疑を否認するが、指紋や目撃証言があり、無実を証明する手がかりが見つからない。
朝飛は早々と情状酌量にすべきだと主張。本人が否認している限り、裁判で争うべきだという杏子と対立する。
そんな中、朝飛が隠していたある事実が発覚する…
一方勾留中の壮一郎の起訴が決まる。
脇坂(吉田鋼太郎)は、壮一郎を何としても有罪にすべく、さらに追い込みをかける。
そんな時、壮一郎のもとにある男が会いにやってくる。
それは杏子を想う多田(小泉孝太郎)だった…。
4話の見どころは多田くんの蓮見に対する気遣いと優しさ
多田くんが好きすぎて彼にばかり注目しちゃうんですけど、4話はほかにも蓮見杏子の度量の広さだったりとか、朝飛くんの初めての法廷シーンとか円香さんの鋭さと優しさとか色々あるんですけどね。
多田くんですが、代表である神山先生に蓮見と何かがあったことを勘付かれて、困るのは蓮見先生よと忠告されます。
納得したのか多田くんは蓮見に先日のことを謝り「友達として応援する」と強調します。
本当に蓮見のことを一番に考えていて、彼女のためにならないなら自分は身を引くという多田君。
何だろうな、もう多田誠実って名前にした方が良いんじゃないかな。
杏子のことを本当に大切にしていて、友人関係も壊したくないんでしょうね。
そして杏子の夫・壮一郎に保釈請求が出ていて、通れば近々杏子の元に帰ってくると聞くと
壮一郎に面会に向かうのでした。
お気に入りシーンピックアップ
屋上で杏子がお弁当を食べようとしてるシーン。そこへ円香さんが現れる。
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円香:多田先生に告白でもされました?
蓮見:ん???
円香:さっき呼ばれてましたよね。
蓮見:意外~、円香さんもそういう話アリなんですね。
円香:情報収集です。放っておこうかと思いましたけど、職場での色恋沙汰は業務にも影響するので。
蓮見:色恋なんて無いですよ。多田先生とは長い友達なんで。
円香:(スマホにめもめも)
蓮見:今何メモしました!?
円香:でも多田先生の気持ちには気づいてますよね?
蓮見:厚い友情を頂いてます~
円香:建前は置いといて、薄々は気づいてますよね!?
蓮見:ランチにはちょっと会話が濃くないですか?
円香:(睨む)
蓮見:おぼろげには気づいてます。つい最近ですけど。
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円香さん積極的に多田先生に絡みに行ってるように見えますが、もしかして好きなのかなぁ。
そんな気もしますね~。
円香さんが蓮見に対する気持ちを徐々に警戒から好意に変えていってる様子が可愛い。
『グッドワイフ』4話の感想 (ネタバレあり)
今回もとても面白かったですね~。
やはりこの綺麗ごとでは済まないリアルさと、その中で強く生きていく蓮見がとても逞しく清々しいですね。
そして辛い現実のなかにきらっと光る希望が見えたとき感動しちゃうんですよね。
蓮見家の長男が優しすぎる。蓮見家はどうなるのか…
杏子の長男くんは父親が疑いをかけられて捕まり、また母を裏切っていた事を知ってとても複雑な心境のはず。
まだ幼い妹がいることもあり、率先して家事を手伝ったり杏子を気遣ったりしてくれます。
「離婚してもいいよ」と杏子に言ってあげたり、人の気持ちを思いやることのできる本当に優しい子。
杏子はそんな子供たちを守っていくために全力を尽くします。
そして、子供たちに「離婚しようと思ってる」と告げます。
前回、壮一郎が自分のために杏子を利用したことでかなりダメージを負ったのですよね。
自分を裏切った挙句に裁かれないために利用されたとなれば、許せないですよね。
杏子には幸せになってほしいなと思います。
類は友を呼ぶ、但しそこから弾き出されれば簡単に見捨てられる
自分で上の見出しを書いててグサグサ刺さってるんですが…
今回杏子は以前住んでいた家のご近所の元ママ友から頼られました。
しかしその相手は引っ越してきて一番最初に仲良くなった相手で、夫の事件が発覚した時に一番最初に見捨てられた相手。
夫の事件が発覚したときに相談したいと頼った友人が、裏で頼られても困る、付き合いを見直したいと言っていたのです。
頼ってきた彼女の息子の為に杏子は戦いますが、自分の立場が悪くなった途端に杏子にすり寄ってきた相手に不信感を持ちます。
杏子は今回の夫の事件で本当に自分のことを想ってくれる相手が誰なのか思い知ったと思います。
それは傍にいてくれた家族であり、助けてくれた多田くんであり。
自分が上手くいっていない時にそばに寄り添ってくれる人こそ本当の友人だと言いますね。
それと、もう利用されるのはコリゴリだったんだと思います。
最後にズバッと「口だけなんでしょ」と言ったのはとってもカッコよかった!
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多田くん、相手の出方次第で立ち位置を変える!?弁護士的交渉力発揮!
ほんと多田くんはカッコいいな~。
壮一郎に面会に行って、保釈請求を取り下げてほしいと話します。
壮一郎も外の状況は部下の佐々木(滝藤賢一)を使って情報を仕入れているので、多田がどういうつもりでいるのかは把握済。
お互いに敵対心アリアリですが表面上はクールに話し合います。
壮一郎の出方次第では、杏子を奪いに行くと思わせる話しぶりにドキドキしますね!
次回5話のあらすじ
資産20億のロックスター東城数矢(宇崎竜童)の離婚訴訟を巡り、妻のちなみ(銀粉蝶)の代理人として担当することになった杏子(常盤貴子)。
数矢は売れない時代を支えてきたちなみと別れ、若い恋人の唯奈(松本まりか)と結婚するつもりだという。
杏子は、財産分与などで11億円を請求するが、数矢の代理人弁護士・栗山美咲(芦名星)は、6千万円が妥当だと主張。法律的根拠も相手側にあり、杏子たちは窮地に追い込まれる。
しかも美咲は多田(小泉孝太郎)の元彼女。多田を知り尽くした様子から、交渉も難航する。
そんな中、突然の事故で数矢は意識不明の重体に陥ってしまう。そんな数矢を前にして、妻と愛人は数矢の命と財産を巡り争い始める。
一方、杏子の元に東京地検特捜部長の脇坂(吉田鋼太郎)の妻・怜子(峯村リエ)が現れる。
脇坂との協議離婚を希望しており、杏子に代理人をお願いしたいとやってきたのだ。
しかも怜子は、壮一郎に関する脇坂の弱みを握っているようで、脇坂は血相を変えて事務所に怒鳴り込んでくる。
難題が山積の二つの離婚協議ははたしてどうなっていくのか…?
そして、壮一郎(唐沢寿明)も、自らが逮捕された収賄事件の真相にたどり着きつつあった。
遂に事件を画策した人物の正体を突き止めたのだ。その男とは一体…?
次回5話の感想が読みたい方は以下でチェック!
まとめ
こんなに面白いドラマなのに、なぜ原作にハマらなかったのかなぁと考えてみたんですが、やはりキャストの方々に親しみ、愛着、好感が持てたかどうかが大きいと思いました。
元々小泉孝太郎がタイプだからなのか笑
蓮見京子や壮一郎、多田くんや朝飛くん円香さん、吉田綱太郎。
それぞれのキャラクターが立っていて、特に主演の杏子に共感と親しみ、多田君に愛着が持てていることが大きい。
それは演出のせいなのか脚本なのか、役者の力はもちろんあると思うのですが。
ドラマって面白いなと思います。