< 5話(2月4日放送) >
待ち遠しい大河ドラマ『いだてん』5話が放送となりました。
今回は羽田で行われたオリンピック予選大会、四三はマラソンに出場!
そして審判として参加してたはずの三島弥彦はどうなる…?
前回のあらすじ&感想は以下記事「大河ドラマ『いだてん』4話感想:金栗四三、ついにマラソンを始める。タビバクダサイ!(ネタバレ)」でチェック!
『いだてん』5話のあらすじ
高座に上がったほろ酔いの志ん生(ビートたけし)は、古典落語「芝浜」を語ると思いきや突然オリンピックの噺(はなし)を始める。
時は明治44年、オリンピックへの参加選手を決める羽田の予選会。
全国から来た健脚の学生たちに刺激を受け、審査員だった三島弥彦(生田斗真)は急きょ短距離走に参戦。
一方、金栗四三(中村勘九郎)は、10里およそ40キロメートルという未体験の長さのマラソンに挑む。
ライバルたちとの激しいデットヒートの先に、憧れの嘉納治五郎(役所広司)の待つゴールを目指す!
5話の見どころは、ついに始まったオリンピック予選会!三島弥彦は、四三はどうなる!?
1話終盤で、嘉納治五郎がやっとの思いで開催した「オリンピック予選会」。
ついにお話がそこまで追いつきました。
三島弥彦は母上にスポーツに本気で興じるなら親子の縁を切るとまで言われて、今回は審判で参加。
…という話だったのですが、競争に勝ちたい気持ちがウズウズ。。
ついには「いっちょやりますか!」と選手として参加。
何故か最初からスパイクを履いてたらしいんですけどね。
弥彦の活躍は見所です。
そして、四三は予選会場まで迷いながらもなんとか到着。
今まで走ったことのない“十里”という距離のマラソンに挑みます。
足元は先日買った足袋。
同じ陸上部の面々が次々と脱落していく中、四三はどんな走りをしていたのでしょうか。
『いだてん』5話の感想 (ネタバレあり)
三島天狗はどこまで行ってもエリート
三島弥彦の活躍はすごかったですね。
四三と違って、全然努力している感じがしないのにあっさり勝ってしまうところはエリート家系の十八番なんでしょうか。
実は裏で特訓してたりするのかなぁ。
でもそういう所を表に見せないのがエリートなのかもしれませんね。
四三と一緒にストックホルム五輪にしっかり出場したと聞いて、やっと(何なのこの人?)というモヤモヤが解決しました笑
四三のストイックさはやはり飛び抜けてる
予選会でのデッドヒートは本当のマラソンを見ているようでとても熱くなりました。
テレビの前で応援しましたもんね笑
そして四三、初めてのマラソンで世界記録というのはいささか疑わしいですが、それに甘んじることなく自分の走りを振り返るところはストイックさの塊ですね。
優勝したんだから少しくらい浮かれても良いのですが、同郷の美川くんが四三があまりにも謙虚でストイックで少し捻くれてしまう気持ちもわからなくない。
そしてそのストイックさを足袋の播磨屋さんにも求めて、怒られてしまうんですよね。
走りにくいとか雨に弱いとか言われても、、
いや、そもそも足袋だからね、っていう。
播磨屋さんも変なのに絡まれたと思った事でしょう。
でもそれこそが四三の成長の秘訣ですよね。
美濃部孝蔵もついに自分の道を見つける
若き日の志ん生である孝蔵のことも気になってたんですよね。
非常に流暢な語り口で話を進めてくれますが、彼自身はどんな生活をしていたのか。
車屋の清さんを手伝ったことで橘家円喬に出会い、その話に惚れて弟子入りします。
噺家の話に入り込みすぎて、晴天なのに本当に雨が降ってきたと思うっていうエピソード良かったですね。
まさか、と思うけどあり得なくはなさそうな微妙なライン。
孝蔵が雨除けの屋根を開きに行こうとした時の、円喬の「コイツ何やってんだ?」という冷めた顔も面白かったです。
次回6話のあらすじ
オリンピックに送るに足るだけの選手を見つけて喜ぶ治五郎(役所広司)だったが、派遣費用が莫大で頭を抱える。
おまけにマラソンを制した四三(中村勘九郎)は、負ければ腹切りかと恐縮し、短距離の覇者・弥彦(生田斗真)は帝大後の進路を考えたいと出場を断る。
そんな二人に治五郎は「黎明(れいめい)の鐘」になれと熱弁する。
そのころ、若き日の志ん生こと孝蔵(森山未來)も師匠・橘家円喬(松尾スズキ)に、車夫ならば落語に登場する東京の街並みを足で覚えながら芸を磨けとヒントをもらい、東京の“へそ”日本橋界隈をひた走る。
まとめ
まだスヤさんの見合い話に決着がつきませんが、毎話欠かさず出てくれるところを見るとまだまだ希望はありそうですね!
引き続き次週に期待!