『凪のお暇』

『凪のお暇』最終回:慎二(高橋一生)かゴン(中村倫也)か…人生最大モテ期の凪が選んだ選択は!?(感想ネタバレ)

ドラマ『凪のお暇』

< 10話(2019年9月20日放送) >

終わってしまった!!
ゴンから告白を受けた凪が一体どうするのか気になりますね!
そしてなんと凪の住むアパートが取り壊し?
人生のお暇の終末はいかに!

前回のあらすじ&感想は「『凪のお暇』9話感想:中村倫也、凪ちゃんだけのちぎりパンになる!と告白…合鍵全力回収(ネタバレ)」でチェック!

『凪のお暇』10話のあらすじ

凪 (黒木華)と慎二 (高橋一生)は、両家顔合わせで今まで言えなかった家族への不満をぶつけ、互いに距離が縮まったと感じていた。
そんな2人の前にゴン (中村倫也)が現れ、凪に決死の告白。
凪をめぐる慎二とゴンの3角関係にいよいよ終止符が打たれる。

果たして、凪が選んだ選択とは!?

そして、お暇生活の結末とは…?

10話見どころは、アパートの人々のそれぞれが行く先。慎二!ゴン!凪が選んだ人生。

最終回でアパートの取り壊しがいつの間にか決定していて、素晴らしきアパートの住人たちが散り散りに…
ちょっと寂しいですよね。
みすずさんとうららちゃん親子、みどりさん、ゴン、慎二、坂本さん、スナックのみんな…すごくいい関係になってきましたもんね。
でも凪のお暇の終わりと同時にそれぞれの人の新しい生活、人生が始まっていくんだなと思います。

慎二とゴンのどちらを凪が選ぶのか。
凪がこのお暇の間に考えたこと、経験したことはこの先の人生にどう生かされていくのか。
とても楽しみです。

『凪のお暇』10話の感想 (ネタバレあり)

終わってしまったなぁ…良い結末だったと思うんですが、1つだけ気になることがあって。
前回破談にしてしまった慎二と凪のニセ結婚。
その際凪は母親に「嫌い」と言ってしまいました。
慎二も後悔した部分もあったと思うんだけど、最終回は特に何も触れず。
そういえばどうなったのかな?と思っちゃいました。
そのままって訳にもいかないんじゃ?(すぐに回収できるものでもないか…)

ゴンの初恋、本気の告白も届かず…!フラれた顔が切ない

前回の慎二の前での凪への告白は返事保留となったようです。
「返事はいつでもいいから」と。。
悩む凪ですが…

アパートが取り壊されることになって、ゴンとのお隣さん同士も解消。
みんなが引っ越し先を探しているなか、ゴンの引っ越し先へ呼ばれた凪。

新しい部屋でゴンから改めてここで一緒に暮らそうと部屋の鍵を渡されます。
きっとそこに来るまで悩んだんでしょうけど、もう気持ちは固まっていたようです。

「凪ちゃんいなくなったら、俺なんも無くなっちゃうよ」とすがるように見つめるゴン…
こんな顔されたらグラグラしちゃうんですが、凪の気持ちは強かったですね。
ゴンと一緒に居たら、きっと今の自分だとまた流されちゃうと言っていたけど、ゴンのこの発言を聞くとゴンの方も凪にハマりすぎてしまうんじゃないかとも思えますね。
つまり二人でいることがお互いのためにならないような関係。
凪はこのお暇の間に、きっと色んなことを見て考えて経験して学んだんだろうな。
とても良い選択だったと思います。

ゴンはちょっと可哀想だったけど、凪に初めて恋をして失恋して、この後きっと素晴らしい人生が送れるに違いないですね!

慎二がどんどん男前に見えてきた不思議、でも選ばないところが良い

慎二のことは当初、ゲス、クズ、ハラスメント男として認識していたんですが、凪が会社を辞めて引っ越してからは徐々に二人の関係性も変わって行きました。
凪が変わったからこそ慎二が変わったんだろうと思いますが、本来の慎二はずっと凪のことが好きで大事に思ってたんですよね。
素直に表現できなかったんだとしても、凪を傷つけてしまってたことは事実。
もしかして自分の嫌いな部分を凪に重ねていたのかもしれません。
ほんと実は似たもの同士なんで。

当初は凪の変化が妬ましかったんだと思います。
自分はまだ変われずに同じところにいるのに凪が一人で変わって自由になってしまったから。
その後は凪の変化に影響されて慎二も変わっていったんでしょうね。

凪は慎二の本当の気持ちを知ってから、付き合っている間に実は本当の慎二を知ろうとしなかったことを反省したり、
慎二の優しさに気付いたりして、もしかしたら可能性あるかなって思ったんですが…

でも慎二からも凪に「家に来なよ」と誘うのを躊躇したり、やっぱり凪の考えてることがわかっちゃったんでしょうね。似た者同士ゆえに。
でも最後に二人で過ごした時間はきっと良いものだったと思うし、凪の選択を尊重してあげられる慎二は良い男ですね。
もうスナックのママとくっつけばいいのに!

本当に自分がやりたいことが見えてきた凪、自分を取り戻した

凪は改めてお暇を経て、今後やりたい事をノートに書き出していました。
お暇に入った当初、全く何も思い浮かばなくて日が暮れたことを思うと、素晴らしいお暇だったんだなと伺えます。
車の運転から人に興味を持つとか、これまでの経験が生かされてますね。

凪は今回、自分を押し殺していたこれまでの日常を捨ててきた訳です。
そして自分の為にお暇を取った訳ですから、誰と生きるかっていうところにあまりフォーカスしてなかったんじゃないかな。
自分を一生懸命見つめて自分と向き合ってきたからこそ、ゆっくりと何がしたいか見えてきたんでしょうね。
人のことを見る余裕が無くても仕方ないのではと思いました。

でもあのアパートの人や坂本さん、慎二、スナックの人たちと関わる中で、より自分の事が分かったりしたんでしょうね。
なんだか羨ましい時間の過ごし方。
そして凪が、坂本さんと今後もコインランドリーをやりたいと思っているところがとても嬉しいです。

まとめ

あーーなんだか忙しい毎日の中でほっとできるドラマでしたね。
凪ちゃんのお暇を自分の事のように思って、まるで夏休みにおばあちゃんの家に帰ったようなほんわかした心地よさを感じました。
慎二のキャラクターが絶妙にゲスくて、その後巧妙に良い奴でとても面白かった。
これまでにない高橋一生が見られたなと思います。
またこんなドラマやってほしいなと思います。

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ぴお
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運営者のぴおです。 ドラマ、映画を幅広く見ていて、日々の楽しみにしています。 感想・作品紹介を書いていきます♪
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