2010年のマーベル作品3作目、『アイアンマン』の続編感想です。
個人的には1作目よりも好きでした!
監督がやりたいことが良く分かってそれが実現されてる戦闘シーンが大好きでした。
早速感想を書いていきます!
ちなみに1作目『アイアンマン』のレビューは「映画レビュー:マーベル『アイアンマン』1作目はそのオリジンとトニー・スタークの色気をチェックせよ!(ネタバレあり)」でチェック!
『アイアンマン2』あらすじ
マーベル・コミックの人気作品をロバート・ダウニー・Jr.主演で映画化した「アイアンマン」の続編。
新たなキャストとして、スカーレット・ヨハンソンとミッキー・ロークが参加。
巨大軍事企業の経営者であり、天才科学者でもあるトニー・スタークは、前作で自ら開発したすさまじいパワーを発揮するパワード・スーツを装着し、アイアンマンとしてテロ組織と激闘を繰り広げた。
その後、スタークはパワード・スーツを軍事利用のため国家に引き渡すよう命じられるが、これを拒否する。
一方、スタークを敵視するウィップラッシュがアイアンマンと同等なパワーを持つスーツでモナコGPに現れ……。
『アイアンマン2』キャスト&スタッフ
キャスト
ロバート・ダウニー・Jr.、グウィネス・パルトロウ、ドン・チードル、ミッキー・ローク、スカーレット・ヨハンソン、サム・ロックウェル、ポール・ベタニー、クラーク・グレッグ、サミュエル・L・ジャクソンほか
スタッフ
監督:ジョン・ファブロー
脚本:ジャスティン・セロー
『アイアンマン2』感想
出てくるキャラクター全てが才能溢れてカッコイイ
今作登場キャラクターがどの人もカッコよくて見ごたえがあります。
初登場のミッキー・ロークは敵役ウィップラッシュを演じますが、ただのムキムキムチ男かと思いきやこの人もメカニックの天才です。
スターク・インダストリーズの同業社でライバルのジャスティン・ハマー(サム・ロックウェル)の引き立てによって刑務所から脱獄させられ、パワードスーツの開発を任されます。
もちろん曲者なので、ハマーの言うことを素直に聞く訳無いんですけど…
ハマーはハマーで、トニー・スタークに馬鹿にされ続けますが、この人はこの人なりに狡猾で悪くて良いライバル役。
Iron Man 2, the Movie: (C) 2010 MVL Film Finance LLC. Iron Man, the Character: TM & (C) 2010 Marvel Entertainment, LLC & subs. All Rights Reserved.
そして今回ナターシャとしてスターク社に潜入していたブラック・ウィドーを演じたスカーレット・ヨハンソン。
彼女を一目見てトニーは秘書に抜擢したんですが、その美しさ故でしょうか?
ペッパーくんがいるのに?笑
彼女は実はS.H.I.E.L.D.のエージェントで戦闘もハッキングもお手の物な訳で…
あのぴったりしたエージェントスーツに着替えた時のスタイルの良さにハッとしました。
ウエストくびれすぎ!?
そしてトニーの良き理解者でもあるアメリカ軍のローディ(今作からキャスト変わってドン・チードル)は、やれかぶれになったトニーを制するために自分もパワードスーツを着ていつの間にやら自由自在に操っていました。
すごいな、ローディ…
そしてもちろん、トニー・スタークの亡くなったお父さん、ハワードさんも天才でしたね。
才能ある男は妬まれ、その地位を狙われる
トニーは前作の最後に自分がアイアンマンであることを公言しました。
ヒーローが正体を明かすって今まで無いですよね。
そのせいかトニーは顔を隠すことなく自由にアイアンマンとしての活動も出来るようになった訳ですが、
事業も上手くいっていてさらにヒーロー扱いでチヤホヤされる(実際にヒーローですが)トニーを妬む人も出てきます。
同業ライバル社のハマーはトニーにはメカニックの面でもう勝ち目はないと思っているのだと思いますが、何らかの方法で陥れようと考えています。
今回は見込みのありそうなワル(ウィップラッシュ)に目をつけてトニーを陥れようとして見事に失敗。
脱獄させる際に代わりの囚人を用意しておくあたりが非道で敵役の鑑だなと思いました。
しかもまだ根に持ってそうだから、きっと次回も何かしてくるんでしょうね。
以下、ネタバレ注意
トニー・スタークの命を懸けた苦悩と父親の愛
トニーは自分の命を繋ぐために胸にアークリアクターを取り付けていますが、その動力源はパラジウムという鉱石。
ただその消費が非常に激しくこのままでは消費し尽くしてしまい、命の危機。
何とか新しい動力源を探したいと全ての元素を試したと言いますが見つからず。。
このままでは後は死を待つのみかと、ヤケクソになるトニー。
ヤケクソの一端かどうか分かりませんが、トニーはペッパーに会社を譲ってしまいましたね。
まぁそれどころじゃなかったんでしょうね、分かる!命の危機だもんね。
でも今まで秘書だったペッパーにCEOってそんなに簡単に務まるもの??
グウィネスならやってくれそうな感じすらあるけれども笑
そんななか、亡きお父上の夢だったエキスポを開催したスターク・インダストリーズ。
父親のことはあまり知らないと言っていたトニーですが、残されていたビデオテープに父の真の想いが記録されていました。
色々と作ってきたが、自分の最高傑作は間違いなく息子、トニーだと。。
泣けますね、、今まで分からなかったお父様の愛を知って嬉しかったでしょうね…
そしてそこからヒントを得て、なんと新しい元素を生み出しアークリアクターの原動力とするトニー。
まじかよ、新しい元素…!?
リアクターが〇から△に変わります笑 分かりやすさ、大事。
そしてこの人もう想像つかないくらいの天才だってことだけ分かりました…
やりたいことを実現しきった感じがする戦闘シーンが圧巻!
今回全体を通して戦闘シーンが非常にカッコイイ仕上がりになっているなと思いました。
まずスカヨハ演じるナターシャ、いやブラック・ウィドーが敵地、ハマー社に乗り込んで警備を難なく倒すシーン、最高ですね!
イイ女が赤子の手を捻るかの如く、大男たちをなぎ倒すなんて、スカッとすることこの上ない!
格闘ももちろんですが、催涙スプレーなんかも使って、手段は選ばない感じが最高にカッコよかったです。
あのピタっとしたエージェントスーツと、カールのきいた髪型も最高です!
そしてトニーとローディが組んだ戦闘シーン。
ロボットに散々狙われて逃げてるんですが、辿り着いたのは何故か桜散る日本庭園…
ハマーから貰ったミサイルが何の役にも立たなかったりの小ボケも含めて、こういうノリの良さがとても良い!
ローディとトニーが、背中合わせに立ってロボットの敵の攻撃を交わしたり…
どうやら侍がお互いに命を預けて背中合わせに立ち戦うシーンを描きたかったようだ。
これがすごく狙ってやってる感じだけど、間違いなくカッコよくて痺れました!
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品リスト
MCU作品は現在まで以下のようになっています。
フェーズ1
- アイアンマン(2008)
- インクレディブル・ハルク (2008)
- アイアンマン2 (2010) ※このページの作品
- マイティ・ソー (2011)
- キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー (2011)
- アベンジャーズ (2012)
フェーズ2
- アイアンマン3 (2012)
- マイティ・ソー/ダーク・ワールド (2014)
- キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー (2014)
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (2014)
- アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン (2015)
- アントマン (2015)
フェーズ3
- シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (2016)
- ドクター・ストレンジ (2017)
- ガーティアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス (2017)
- スパイダーマン/ホームカミング (2017)
- マイティ・ソー/バトルロイヤル (2017)
- ブラックパンサー (2018)
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー (2018)
- アントマン&ワスプ (2018)
- キャプテン・マーベル (2019)
- アベンジャーズ/エンドゲーム (2019)
最後に評価
個人的に1作目よりもすごく面白かった。
1/3はスカヨハとサミュエル・L・ジャクソンが好きすぎて出てきただけでっていうところ。
そして彼らが今後の展開を予想させつつ、とっても期待させるのが1/3。
残りの1/3は戦闘シーンですね。
総合的にとっても面白い作品でした!やっぱりアイアンマン面白いな~~~。
次はマイティ・ソーだ…!
※本ページの情報は2019年5月時点のものです。最新の配信状況は各サービスサイトにてご確認ください。
2020年にまとめた評価で選ぶ歴代映画ランキングも公開中!
ぜひ作品選びの参考になさってくださいね。