うっかりマーベル作品に手を出してしまいました。。
といってもすでに見てる作品もあるんですが、そもそも各ヒーローの物語を見てなかったのでアベンジャーズには乗れず。
でも4月にそのアベンジャーズも『アベンジャーズ エンドゲーム』で一区切りつけるっていうから、このタイミングで見ない訳にもいかないじゃない!?
早速『アイアンマン』の感想を書いていきます。
『アイアンマン』1作目について
『アイアンマン』はそのマーベル作品の一発目です。
2008年に公開されて、わたしは多分その翌年くらいには観てるはずなんですよね。。
10年前か、、
そもそもちょっとロボット・メカ系が苦手なのであまりハマらなかったんだろうな。
『アイアンマン』はその後2作作られて、3部作となっています。
『アイアンマン』あらすじ
(C) 2008 MVLFFLLC. TM & (C) 2008 Marvel Entertainment. All Rights Reserved.
超巨大軍需企業のトップであるトニー・スタークは大金持ちで幼いころからメカの開発を行ってきた天才。
父親が核兵器開発で会社を興し、その後を引き継いで今は兵器開発のスペシャリストとしても右に出るものはいない。
ある日新兵器の披露と商談のために米軍と共に中東へ出向くが、のっていた車が何者かに襲われミサイルの破片が心臓近くに刺さり怪我、さらには捕らえられてしまう。
気付くとテロリストと思われる集団に監禁され、自分の胸には不思議な機械が取り付けられていた…
テロリストに新型兵器を作り渡せば自由にすると言われるが、兵器を完成させれば殺されると気づいたスタークは監禁されていた洞窟の中で戦闘用パワードスーツを密かに作り始める。
『アイアンマン』キャスト&スタッフ
キャスト
トニー・スターク - ロバート・ダウニー・Jr.
ローディ - テレンス・ハワード
オバディア・ステイン - ジェフ・ブリッジス
ペッパー・ポッツ - グウィネス・パルトロウ
インセン - ショーン・トーブ
スタッフ
監督:ジョン・ファブロー
感想
ロバート・ダウニー・Jr.演じるトニー・スタークの魅力がすごい
今作がハマり役でその後大人気となったロバート・ダウニー・Jr.。
以前見たときには何とも思わなかったけれど、今見てみるとなんとカッコいいことか!
10年の歳月を経て、わたし、おじさんが好きになったようです。
顔とマッチョな肉体のバランスが素敵だし、セレブでメカニックの天才という役どころもとてもいい!
最初はただのボンボンセレブかと思ったけど、自分の行いを省みて改めていく様がカッコいい。
天才でお金持ちならなんとでもできるもんね、これもヒーローの資質か…
そしていつの間にか秘書のグウィネス・パルトロウと微妙で絶妙にいい感じなところも素敵。
10年前の映画なのに全く古さを感じさせない
ついこの間見たんですが、内容的にも映像的にも10年以上前の作品とは全く感じませんでした!
トニー・スタークの自宅は近未来的なコンピュータシステムが実装してあり、窓から見える映像や室温なども全て執事AIが会話で指示するとコントロール。
パワードスーツの開発もAIと話しながら色を決めたり(トニーは色をざっくり指示するだけ)、今からすると10年後くらいに実現しそうな未来のように見えます。
こういう近未来的な表現もワクワクするポイントですね!
映像も十分にが迫力があって全くチープに感じないし、時代を選ばず見れる作品となっています。
以下、ネタバレ注意
ヒーロー誕生の物語が感動的
元々は父親の仕事を引き継いだこともあり、何の疑問も持たずに軍事産業の中心にいたトニー・スターク。
ですが、自分が作った武器がいつの間にかテロリストの手に渡り中東の村で罪もない人々に向けられていることを知り、このままではいけないと気付きます。
というかテロリストから逃れる為とはいえ、設備も機械もろくに無い洞窟の中でパワードスーツ作るって天才すぎますよね。
一緒に捕らえられていたインセンの協力が大きかったのは間違いないですが…
自分を生かすために胸に取り付けるアーク・リアクターとパワードスーツの原型を開発しました。
その後インセンはトニー・スタークを逃がす為犠牲になって亡くなります。
アイアンマンはヒーローになりたくて自らなったバットマン型のヒーローですね。
ヒーローって偶然スーパーパワーを身に付けたり、生まれながらにそういう種族だったりすることも多いじゃないですか。
それよりも自分がなりたくて努力してなったパターン(元々金持ちが多い)のヒーローが個人的に好きです。
目的が復讐でもなく平和の為としっかりしてて、自分の過去の行いを改める為に最大限出来る事をするなんてカッコイイ大人ですよね。
大人のヒーローだからな。
トニー・スタークは自らの会社の方向性を改める為に動きますが、利権が絡んで邪魔され会社を乗っ取られそうに。
やっぱり普通のヒーローよりも大人ですね。リアリティと説得力がある、というか。
男が憧れる男性像を描いた…ロマンとはこういうことか
(C) 2008 MVLFFLLC. TM & (C) 2008 Marvel Entertainment. All Rights Reserved.
トニー・スタークは巨大企業のCEOでありながらメカニック開発の才能もあり天才。
お金も色気も才能もあり、なんでも持っている男という感じ。
ただ自身がしてきたことに後悔や苦悩を抱えて、今までとは全く違う方向へ道を大転換しようと命を懸けて戦う姿は感動的…
そして、トニー・スタークは自分がアイアンマンであることを最後に公言します。
こういうところが間違いなくカッコいい。
こっそりヒーローやるんじゃなくて、自分であると公言することで今後の行動の責任を持つという宣言ですよね。
ただの目立ちたがり屋とも言えるけど笑
これが男のロマンか…分からなくない…
あとは愛する女性がいれば、という感じですが今回秘書のペッパー(グウィネス・パルトロウ)が一番近くにいて自分を心配してくれる存在と気づいた様子。
ここで少し疑問だったのが、ペッパーはトニー・スタークの方向転換に対してどう思ったんでしょう。歓迎なのかな?
そして彼女は元からトニーのことを好きだったんでしょうか?
今作では二人の関係はすっきりせずでしたが今後に注目したい。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品リスト
MCU作品は現在まで以下のようになっています。X-MENやスパイダーマン初期は見てるんですがMCUには入らないんですね。
MCUでは一つの世界で各ヒーローが存在しているので、共闘することができるという設定です。
私は時系列で見ていこうと思ってます。
フェーズ1
- アイアンマン(2008) ※このページの作品
- インクレディブル・ハルク (2008)
- アイアンマン2 (2010)
- マイティ・ソー (2011)
- キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー (2011)
- アベンジャーズ (2012)
フェーズ2
- アイアンマン3 (2012)
- マイティ・ソー/ダーク・ワールド (2014)
- キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー (2014)
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (2014)
- アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン (2015)
- アントマン (2015)
フェーズ3
- シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (2016)
- ドクター・ストレンジ (2017)
- ガーティアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス (2017)
- スパイダーマン/ホームカミング (2017)
- マイティ・ソー/バトルロイヤル (2017)
- ブラックパンサー (2018)
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー (2018)
- アントマン&ワスプ (2018)
- キャプテン・マーベル (2019)
- アベンジャーズ/エンドゲーム (2019)
最後に評価
過去作にも関わらず全く古さを感じさせない映像とストーリーは素晴らしかった。いつ見ても楽しめる作品です。
リアリティのあるヒーローとして大人が見ても楽しめるし。
今後どんな風に敵と戦っていくのか見守りたいと思います。
この作品は以下サービスで視聴・レンタルできます。
トニー・スタークの活躍をチェック!
※本ページの情報は2019年3月時点のものです。最新の配信状況は各サービスサイトにてご確認ください。
2020年にまとめた評価で選ぶ歴代映画ランキングも公開中!
ぜひ作品選びの参考になさってくださいね。