『いだてん ~東京オリムピック噺~』

『いだてん』9話感想:四三と弥彦の友情が深まる、そして大森さん(竹野内豊)の秘密が明らかに…(ネタバレ)

大河ドラマ『いだてん』

< 9話(3月3日放送) >

さてさておなじみ大河『いだてん』です。
毎度視聴率のこととか色々言われて大変ですね。私は面白いと思って見てます。
構成が凝ってるので話を追うのが大変な場面はあるかもしれませんが、じっくり見れば理解できるようにはできているはず。
それが出来ない場合は雰囲気だけ楽しむのもありだと思います。
結構ドタバタ劇も多いですし派手なシーンもあるので楽しめるかと!

前回のあらすじ&感想は「大河『いだてん』8話感想:四三と弥彦、ついにストックホルムへ出立!あれ?治五郎先生は?」でチェックしてください。

『いだてん』9話のあらすじ

四三(中村勘九郎)と弥彦(生田斗真)は、ついに新橋駅を出てストックホルムに向け旅立つ。
ウラジオストクやハルビンを経由してのシベリア鉄道17日間の旅。

不手際で治五郎(役所広司)の渡航が遅れる中、監督の大森兵蔵(竹野内豊)と安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)のハネムーンのような態度、初めて触れる外国人の横柄さに、四三は不安を募らす。

一方、孝蔵(森山未來)は、師匠・円喬(松尾スズキ)に「朝太」という名を授かり、噺家(はなしか)デビューに歩みだす!

『いだてん』公式サイトより

9話の見どころは、ついにストックホルムへ旅立った一行の旅程

前回ついに汽車でストックホルムへ向けて出発した四三と弥彦、大森夫妻。
そして何故か汽車に乗っていた野口君や可児先生。
さらには団長のはずなのに汽車に乗っていない嘉納先生…
一行はまず汽車で国内を北上します。そのうちに嘉納先生も追いかけてきて合流すると聞きますが…

汽車の旅の後は船旅、シベリア鉄道となが~い旅路が続きます。
国外に出てからは四三、弥彦、大森夫妻の4人だけの旅となりました。
特にシベリア鉄道は10日以上の長旅、狭い客室で顔を突き合わせてストレスも溜まってきます。
無事にストックホルムへ着けるのか…そして一体嘉納治五郎先生はどうなってしまったのか???

『いだてん』9話の感想 (ネタバレあり)

これまで控えめのように思えた四三、色々と本音が出始めた

四三はこれまで誰に対しても(マナーが正しいかはさておき)比較的自分なりには礼儀正しく、丁寧に見えたのですがこの長旅で日記を書くようにしてから
その日記の中で徐々に本音が見え始めました。
学校では尊敬している嘉納治五郎先生が居たので少し恐縮しているのかもしれませんね。

特に大森先生と安仁子夫妻のことは大して知らないし、外国に被れている様子が気に食わなかったようですね。
まぁ確かに何の実績も無いように見える人たちですし、汽車ではいちゃついてるだけですし…

三島弥彦へは同じオリンピック出場者ということで多少共感するところはあるものの、あまりに境遇が違い過ぎて話が合わない。
しかも女性へチャラチャラと声をかけてばかりいる…さすが痛快男子
そして毎日身支度の為にたっぷり30分かけて洗面室に籠るため、他の乗客から大ブーイング。
「女子の如し」と四三に書かれています。ナルシストの鏡ですね。
しかし長旅で缶詰にされてるようなシベリア鉄道の中、色々な話をして最終的には酒も飲んで弥彦と打ち解けることが出来たようで良かったですね。

道中絵葉書を実家に出すんですが、気温5度のなかでも冷水浴びをしてたとか。。
ロシアの人は東洋人はクレイジーだと思ったことでしょう…

大して気にはならないけど、大森先生の秘密とは…そして嘉納先生、何してるんでしょう??

シベリア鉄道での長旅の途中から大森先生の咳が酷くなっていきます。
なんらかの病を患っているのかと思ったら、嘉納先生は事前に聞いていたようで肺を患っているようでした。
もう長くはないからさらに4年後のオリンピックを見ることは不可能だ、だから今回連れて行ってほしいと安仁子夫人に頼まれていました。
嘉納先生はそんな話を聞いて、同行者に大森夫妻を選んだようです。

そして、その嘉納先生はというと…一行がストックホルムについてもまだ日本を出発できていませんでした。
日本を出る許可が下りないとか、確認するのに時間がかかるとか…
しかし一行が現地に着いてもまだ出発できていないとなると、2週間以上も遅れていることになり、果たして間に合うのか?というレベル。
何やってんだよ~。

美濃部孝蔵、ついに円喬から名前をもらう

さて、ずっと橘屋円喬専門の車屋のように師匠を乗せて送り迎えに勤しんでいた孝蔵。
半年ほど勤めたある日、お金を五厘と「三遊亭朝太」と書いた紙を貰います。
明日から家に稽古に来いと。
そして、噺家で簡単に飯が食えると思うな、というメッセージ。

長く下働きした孝蔵ですが、やっと1つ階段を昇れたようです。
きっとその間に噺をいくつか覚えたんじゃないかな~
朝太の今後が楽しみですね!
しっかし森山未來、この役めちゃくちゃハマってますよね。
この長髪の着物姿とかとても好き。

次回10話のあらすじ

ストックホルムに到着した四三(中村勘九郎)だが、夜になっても明るい白夜に苦しめられる。

大森兵蔵(竹野内 豊)の体調が芳しくないため、四三は弥彦(生田斗真)と共に自分たちだけでトレーニングを開始。
だが、外国人選手の多くが、監督の的確な指導のもと複数の選手で一緒になって練習に励む姿を見て、明らかな差と孤独に滅入っていく。
ついに正気を失った弥彦がとんでもない行為に……。

そのころ、「朝太」になった孝蔵も、円喬(松尾スズキ)の話術を必死に盗もうと取り組むが、そのすごさに圧倒される。

『いだてん』公式サイトより

まとめ

とうとうストックホルムに着いた一行ですが、治五郎先生は間に合うのか!
そしてオリンピックまであと何日?
結果は出せるのかしら…
また次回楽しみにします~

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