< 2話(2019年7月18日放送) >
1話想像以上に面白くて、楽しみになってしまった2話。
ここから様々な事件が展開していくようです。
今回は自殺と思われる遺体が見つかり、同じタイミングで他の場所でも。。
連続殺人かもしれないと気付いた柚木と中園が調査を開始!
そして意外な展開に…と早速感想を書いていきます。
前回のあらすじ&感想は「感想『サイン-法医学者柚木貴志の事件-』1話:王道法医学ドラマ爆誕!素晴らしきキャストでスタート!!(ネタバレ)」でチェック!
『サイン-法医学者柚木貴志の事件-』2話のあらすじ
あれから1カ月――。
新人解剖医・中園景(飯豊まりえ)は柚木の弟子になりたい一心で、埼玉へ。
なんと、北見が窒息死だったと証明できる唯一の証拠品=青い繊維を「日本法医学研究院」から盗み出し、柚木のもとへ持ち込む!
だが、柚木は「それだけでは何の意味もない」と言い捨て…。
その矢先、埼玉の山中で若い女性の首吊り死体が見つかった!
遺書もあったことから、自殺の線が濃厚かと思われるが、解剖した柚木は胸部の奇妙なアザに注目。
徹底的に調べた結果、「自殺に見せかけた他殺」と結論づける。
一方、都内でも若い女性の首吊り死体が発見され、「日本法医学研究院」で伊達が解剖に着手することに。
奇しくも、その胸部にもアザが認められるが、伊達はある事情から早々に解剖を終了。
「首吊りによる自殺で間違いない」と言い切り…!?
同じ頃、警視庁捜査一課の刑事・高橋紀理人(高杉真宙)は連続放火事件を捜査。
空き巣の前科があるタクシー運転手で、埼玉在住の須賀原学(柾木玲弥)に目を付ける。
だが、管理官の和泉千聖(松雪泰子)から「物証もないのに、前科者というだけでマークはできない」と、突き放されてしまい…。
そんな中、さらなる事件が発生! あろうことか、埼玉で新たな首吊り死体が立て続けに発見される――。
2話見どころは、まさかこういう展開になるとは…という犯人との格闘アクション!
大森南朋さん、47歳です。なかなかいいオジサンにだなぁという感じ。
解剖医なので研究所や病院のような施設で解剖や調査をするというイメージだったのですが、思った以上に外に出ます。
遺体が見つかった現場はもちろん調査しますし、警察にもちょくちょく行くようです。
そんなこんなで犯人と接触し、今回はまさかの格闘アクション?
大森南朋と飯豊まりえなので、まさか…という感じですが、意外にもハラハラして緊迫感が味わえます!
飯豊まりえの犯人との対峙もなかなか良かったです!
『サイン-法医学者柚木貴志の事件-』2話の感想 (ネタバレあり)
今回から各事件を取り上げてぐぐっと深く迫っていくようです。
柚木と中園のコンビネーションも次第に良くなって…いく…のか??
やっぱり可愛い高杉真宙&飯豊まりえ
生意気な若者二人がやはり可愛いです。
推しの高杉くんは、刑事の勘を働かせて色々と上司の和泉に提言しますが、サラリサラリと交わされている日々。
決して勘が間違ってる訳じゃないんですが、さすがに勘だけでは警察は動けない。
上手く理由付け、根拠を見つけることも大事なんでしょう。
和泉に提案を却下されて「出世に関係のある事件じゃないと興味ないですか」と憎まれ口を叩き、
何故か上から目線で「そんならしくない顔しないでください」と肩に手を回しヘラヘラする様子も可愛い。
あれ、これはただの贔屓目ですか??
そして飯豊まりえ。わたしよく思い出しても彼女の作品を見たことが無かったかもしれない。
若いのに思った以上に演技が上手いと感心してます。
若くて真っすぐな想いを持ってる若き解剖医を熱演。
そして柚木のどんなパワハラ発言にも負けないふてぶてしさが可愛い。
普通あんな「ゴミ」とか呼ばれ続けたらちょっとは凹むと思う。
まぁ彼女は強すぎる想いがあったからだとは思うのですが…
頑固ジジイ柚木、ただの拗らせ親父じゃなかった!
柚木は本当に今の時代にそぐわない頑固ジジイで、パワハラそろそろ気を付けた方がいいよ?と思いつつ見ています。
でもこういった出来る医者のキャラクターとしては昔からよくある感じです。
自分の信じた通りに行動したくて人の言う事は聞かないタイプ。
中園への暴言が酷いのでなかなか歪んだ人間性だなと思ったのですが、中園にきちんと自殺と思われたご遺体を他殺と見極めた経緯を説明するあたりは
多少中園を育てようという気があるんだなと思いました。
さらには中園が犯人に拉致されピンチに陥った際、一人で真っ先に駆けつけて犯人と格闘を繰り広げるなんて、正義感と自己犠牲が人並外れてます。
いやでもさ、警察どしたん?とも思ったんですけどね。
一人で乗り込んで来るより助けられる確率高いので、警察と一緒に来てくださいね。
ところどころ変な穴がある演出だったな、今回。
前半に中園が犯行現場で襲われた時も、いつの間にか犯人が刑事・高橋に入れ替わっていたり、
4-5mの高さから頭を下に落ちてもケガ一つない柚木とか。
どんだけ丈夫なの。
細かい点は気になりましたが、大筋ではとても面白いドラマです。
人物描写が丁寧でドラマとして見ごたえあり!
個人的に好きなドラマの基準として、人物の描写(心理描写含む)が丁寧で人に共感出来ることがとても大きいです。
あと美男美女が出ていること笑(目の保養大事!)
そして感情を揺さぶられるシーンやテーマがあるとなお良いのです。
今作は人物の描写が丁寧で、セリフの一つ一つにその人間性や周りとの関係性が出ていて、とてもキャラクターが魅力的に見えます。
こういうドラマはストーリー云々の前に、登場人物が好きになっちゃうのでずっと見ちゃうんですよね。
この前やっていた『グッドワイフ』もそうでした。
それぞれのキャラクターがどういう人物でどんな想いを抱えているのか、見ていてそれをイメージできるドラマが面白いです。
柚木はその人が何故亡くなったのか遺体から真実を見出すのが自分のやるべきことであると強く思っていて、それを邪魔する人は誰だろうと許さないといった感じ。
この想いの背景にどういった経緯があるのかは今後描かれるかもしれません。
中園は自分の妹が襲われて未だに寝たきりの状態であることを柚木に告白し、どうしてもそういった犯罪者が許せないという正義感が強い。そして被害者に対する愛情、憐れみの気持ちもとても強い。
何にせよ、使命感を感じて自分の信じた道を真っすぐに行こうとしている二人は素敵です。
『サイン-法医学者柚木貴志の事件-』次回3話のあらすじ
「日本法医学研究院」院長の伊達明義(仲村トオル)直々の指名で、解剖医・柚木貴志(大森南朋)は新人の中園景(飯豊まりえ)が担当する司法解剖に立ち会うことに。
その裏で、伊達は副院長の橘祐輔(淵上泰史)を呼び出し、警視庁組織犯罪対策四課から託された射殺体の解剖を依頼する。
被害者は暴力団員・千葉雄一(諫早幸作)。千葉は歓楽街のスナック店内で、腹部と眉間を撃たれて死亡。
被疑者の暴力団員・伊沢明夫(高尾悠希)は逃走中だが、現場にあった薬莢から凶器はロシア製トカレフで、組員同士の抗争だと推測されるという。
説明を受けた橘はさっそく解剖を開始するが、どういうわけか、わずか20分で終了!
捜査内容および現場の状況と一致する、との結論を述べる。
話を聞いた柚木は、あまりにも短時間すぎる解剖に疑念を抱き、解剖所見を見せるよう食い下がる。
だが、橘はこれを拒絶。しかも、この解剖には不可解な点がほかにもあった。
被害者の遺体はなぜか即座に、遺族のもとへ返されたというのだ――。
時を同じくして、警視庁捜査一課の管理官・和泉千聖(松雪泰子)と刑事・高橋紀理人(高杉真宙)も、千葉の殺害方法や四課の捜査体制に違和感を覚えていた。
2人は真相を突き止めるため、裏ルートを駆使した独自捜査を敢行。
やがて、明るみになればすべてがひっくり返るような“とんでもない事件の内幕”にたどり着く!
一方、柚木は千聖に協力してもらい、景とともに事件現場となったスナック店内に潜入。
飛び散った血痕の状況から、“ある矛盾のサイン”を嗅ぎ取るが…!?
まとめ
法医学ものって刑事ものと同じくらい犯罪に真っすぐに向き合います。
今回はこんなにアクション要素もあったけれど、毎回だと大森さん辛いよな…(勝手な想像です)
1話完結っぽく進んでいくような気がしますが、単調な展開だと飽きてしまいそうなのでちょっと工夫が欲しいところ。
中園と高橋も話が出来る関係になってきたので、二人の間にも何かあるのかな…?
次週以降も期待してます!!