< 9話(6月6日放送) >
「インビジブルレイン」も終わっちゃったなぁ…なんて思っていたら、姫川班は解体の危機…!?
いいチームになっているところなのに…
そしてその後の彼らはどうなってしまうのか?
早速感想を書いていきます。
前回のあらすじ&感想は「感想『ストロベリーナイト・サーガ』8話:牧田と姫川の関係はどうなるのか…ラストは…(ネタバレ)」をチェックしてください。
『ストロベリーナイト・サーガ』9話のあらすじ
暴力団員・小林充(古野陽大)、暴力団組長・藤元英也(鈴木隆仁)が連続して殺害された事件を追う姫川玲子(二階堂ふみ)は、重要参考人、柳井健斗の居場所を突き止めるも、柳井はすでに息を引き取っていた。
自殺と見られ、遺書には「自分が小林と藤元を殺害した」という趣旨の内容が書かれていたが、「柳井が藤元を殺すなんてあり得ない」と、姫川は真犯人の存在を確信する。
柳井の恋人、内田貴代(永瀬莉子)と接触した姫川は柳井が残した音声ファイルを受け取る。
そこには小林充が殺害されたときの現場音源が収録されていた。その声の主は牧田勲(山本耕史)に違いないと、当人を問い詰める姫川に対し、牧田は断じて自分は殺害していないと否定する。
そこに、突然刃物を持って突進してくる牧田の舎弟、川上義則(田邊和也)。
姫川を刺すはずが、誤って牧田を殺害してしまう。
その後、川上の供述により事件の全貌が明らかになる。
四人の死をもって一応の解決をみたこの事件。
自分の身代わりになった牧田、救えなかった柳井に対し、姫川は責任を感じていた。
数日後、警察は事件についての記者会見を開く。
長岡刑事部長(小市慢太郎)は過去の不祥事が露呈しないよう、柳井については言及しないよう和田徹捜査一課長(羽場裕一)に命令していたが・・・。
9話の見どころは、警察の責任の取り方と菊田の告白
前回までの事件は結局、怜子と良い仲になりかけていた牧田が舎弟に刺されて亡くなるという意外な結末となってしまいました。
牧田の死に動揺し落ち込む怜子…
そして4人もの人間が亡くなったこの事件について警察はどう発表していくのか。
過去の柳井の姉が殺された事件の本当の犯人が捕まっていたらその後の事件は起きていなかったのでは…
そう思わずにはいられませんね。
警察の会見の様子がカッコいいので必見です!
そして姫川班は解体することになりますが、怜子を守りたかった菊田がついに告白!?
その気持ちにどう応えるのか気になりますね…
『ストロベリーナイト・サーガ』9話の感想 (ネタバレあり)
今回は警察上層部の素晴らしい決断が良かったですね。
ストロベリーナイトの刑事像は基本カッコイイですよね。
事件解決!しかし残念な結果に責任を取る警察
事件の真相は案の定、牧田の舎弟が柳井の仇である小林を殺害、さらに敵対する組の組長・藤元を殺害し、その罪を柳井に着せて自殺を強要したのでした。
さらには尊敬していた牧田まで結果的に殺害してしまって…この男は一体何なんですかね…
柳井は組とは関係ないのに巻き込まれて可哀想でしたね…
そして怜子まで牧田に近づいたが為に命を狙われて…
牧田の為にとここまでやっても、圧倒的に空回りしたあげく何も上手く行っていない、そしてその牧田まで亡くなってしまう。
どうしようも無さすぎる事件でした。
今回、刑事部長は柳井の過去の事件の事実を隠したがっていました。
しかし発表をしない訳にもいかず、「柳井のことは伏せろ」と和田捜査一課長に命令します。
それでもいざ会見では本当のことを話す和田、橋爪、今泉。
怜子は会見を見ていて、彼らが警察として謝罪し、責任を取ると言ってくれたことに驚きます。
和田一課長は怜子の上司である今泉係長を育てた人で、同じ班にガンテツもいたとか。
こういう正義感の塊のような人が警察上層部にいると良いですね。
裏ではガンテツが刑事部長の弱みを握って、発表した内容を翻せないようにしていたりと協力体制が出来ていました。
素晴らしきチームワーク!
一番意外だったのが、いつも怜子にねちっこい嫌味を言ってくる橋爪(岡田浩暉)でさえも和田一課長に協力的で、
その後の懲罰人事でさえも受け入れたこと。
自分は正しいことをしたと、きっと考えているからでしょう。
ぼやいてはいましたけどね。
警察組織にはこういう自浄作用を持って欲しい、そうあるべきと期待します。
菊田の気持ちに応えられない姫川、その理由は…
懲罰人事により和田一課長以下それぞれが所轄に飛ばされることに。
姫川班も同時に解体となりました。
菊田は怜子に最後に話をし、自分が守っていきたいと思ったと打ち明けます。
これは告白だったと思うのですが、怜子は菊田の告白を途中で制止して誤魔化します。
菊田が言っていた「牧田と菊田の違い」。それは「人を殺したいと思ったことがあるか」でした。
怜子は自分が昔犯罪被害にあい、さらに親身になってくれた警察官が犯人に殺害されてから、その犯人に対して強烈な憎しみを持っていました。
その時にそれこそ犯人を殺したいほど憎んだのでしょう。
菊田はそんな経験をしていないだろうから、自分とは違うのだとどこかで線を引いている気がします。
そしてこれは自分の問題だとして、菊田に理由も話せませんでした…辛いですね。
菊田は理由も教えてもらえず、切なかったですよね…
いつか怜子の事情も分かってもらえたらいいのですが。
解体した姫川班。でもそれぞれ相変わらず
解体した姫川班はそれぞれに所轄の仕事を行っているようです。
怜子は池袋東署で相変わらず事件を追っていますが、殺人事件ではなく詐欺事件。
何故か関西弁の派手なオバチャン風に変装して捜査を行ってる怜子…
関西弁にものすごく違和感ありましたけど、変だと思わないのでしょうか…
関西の人がいたら敏感だと思うんだけど。
ちょっとお茶目な怜子のシーンだなと思いました。
いつか捜査一課に戻るつもりの怜子は、人が亡くなった事件特にこだわり、事件解決を目指していました。
やはり自分が被害にあった事件などの過去から繋がっている怜子の強い思いがあるんでしょうね。
次回10話のあらすじ
池袋の貸しビル内で一人の男が遺体となって発見された。
殺されたのは暴力団組織、秋庭組組長の河村丈治(湯江タケユキ)。
銃創、刺創ともに見当たらず致命傷になる出血もない一方で、内臓は破裂し27箇所もの骨折があったという。
姫川玲子(二階堂ふみ)は生活安全課の江田(久保田創)と組織関係者以外への聞き込みにあたることになった。
勝俣健作(江口洋介)は笹塚署の下井正文警部補(陰山泰)に呼び出されていた。下井は河村殺害に個人的な興味があるという。
最近、河村が率いていた秋庭組が目立った活動をしていなかったと続ける下村。
勝俣は秋庭組だけでなく、池袋界隈の組組織が急激に息を潜め始めているらしいと話す。
繁華街で聞き込みをする姫川は、河村殺害についてチンピラや半グレたちが必要以上に口を開かない事が気になる。
聞き込み捜査を続けるうちに容疑者として浮上してきたのは、“ブルーマーダー”と呼ばれる謎の男。
“ブルーマーダー”の名はすでに池袋界隈でとどろいており、行方不明になっている裏社会の人間は何十人もいるという。
いったい何者なのか?そして、反社会組織の人間ばかりを狙って殺害し続ける、その理由とは・・・?
まとめ
来週と再来週で2週に渡って「ブルーマーダー」という初映像化の物語をやるみたいですね!
11話まであるということか。
こうなったら最後まで見るしかない!
また来週です!