< 10話(3月10日放送) >
毎度おなじみ大河ドラマ『いだてん』、はやくも10話!(ワンクール終わる、、)
生田斗真演じる三島弥彦のふんどし姿も露わになる今回です。
ながーい旅を終えて、やっとストックホルムに到着した一行。
しかしまだ嘉納治五郎先生は到着せず?
たった4人でどうする、どうなる??
前回のあらすじ&感想は「大河『いだてん』9話感想:四三と弥彦の友情が深まる、そして大森さん(竹野内豊)の秘密が明らかに…(ネタバレ)」でチェック!
『いだてん』10話のあらすじ
ストックホルムに到着した四三(中村勘九郎)だが、夜になっても明るい白夜に苦しめられる。
大森兵蔵(竹野内 豊)の体調が芳しくないため、四三は弥彦(生田斗真)と共に自分たちだけでトレーニングを開始。
だが、外国人選手の多くが、監督の的確な指導のもと複数の選手で一緒になって練習に励む姿を見て、明らかな差と孤独に滅入っていく。
ついに正気を失った弥彦がとんでもない行為に……。
そのころ、「朝太」になった孝蔵も、円喬(松尾スズキ)の話術を必死に盗もうと取り組むが、そのすごさに圧倒される。
10話の見どころは、なんと言っても弥彦ご乱心!?
これまでマイペースに淡々と過ごしているかのように思えた三島弥彦ですが、ついに参ってしまう!?
シベリア鉄道では周りの女性たちに声をかけたり四三と仲良く語り合ったり、時に頼もしくも見えた弥彦だったのですが。
ストックホルムに着くと、意外にも日露戦争勝利後だったため二人の日本人は注目されていました。
現地での取材などに応じて気分よく練習!と思いきや…
競技では身体の大きな欧米人のなか「小さな日本人」扱い。
しかも弥彦は短距離の記録も欧米人と比べてしまうと大したことないので注目も全くされてない。
さらには白夜で眠れず体調最悪、、
耐えきれず突飛な行動に出る弥彦に四三が止めに入るが。
「大河ドラマだっけ、これ」と疑問に思うような展開に!
いや、とても楽しかったです。ありがとうクドカン笑
『いだてん』10話の感想 (ネタバレあり)
弥彦ご乱心の真相。弥彦坊っちゃまは孤独だったのだ!
三島弥彦、普段は淡々とマイペースですが、やはりお金持ちのお坊ちゃん。
普段は常に周りに人がいてちやほやしてもらっているのでしょうね。
遠い異国の地で少人数で過ごすのは孤独だった事でしょう。
さらには四三のワールドレコードに比べると自分の記録は大したことも無く練習も一人っきり。
他の国々は一団となって監督と共に練習に励んでいます。
せめてきちんと監督をつけて練習に集中させてあげたかったですね。あ、大森さん監督か。
イマイチ彼の経歴が分からないので、いつまでたっても何者なんだろうと思っています…
日が経つと大森監督の咳と病状は悪化。
ろくに練習に付き添う事も出来ない日々が続きます。
病気のことは理解できるけど、この大会には他の先生が行った方が良かったのではと思ってしまいますね。
弥彦は白夜にもやられ精神的に参ってきてしまい、ホテルの部屋の窓から裸で飛び降りようとします。
それを止める四三、そしてもつれ合う二人!!
四三の必死の説得で弥彦は考えを改め、二人はベッドで涙ながらに抱き合います………
…何なんですか?この展開。
腐女子に向けたプレゼントなのか。
クドカン、恐るべし笑
意外なコミュニケーション能力を見せる四三。そして少し心配…
四三は一応マラソンのワールドレコードをたたき出したということで、現地で注目を浴びていました。
外国からの出場者に話しかけられ、英語が苦手な四三は身振り手振りで言葉を伝えて話題の中心にいました。
この光景はなんだか意外だなと思いました。
四三は東京じゃ田舎者の扱いで大人しかったように思うんですが、最近吹っ切れてきましたね。
引っ込み思案かと思いきや割と怖い物知らずなところがあるなと。
そんな四三でもやはり孤独にメンタルがやられて、日本は最初で最後のオリンピックになるだろうと思ったこともあったようです。
日本初のオリンピック選手、そのプレッシャーはいかばかりか、想像もつきません。
さながら月面へ初めて降り立ったアームストロング船長のような気持だったのかもしれません。
進むのも怖い、引くわけには絶対にいかない、という。
現地でとても優しいダニエルという男性が通訳をしてくれていましたが、四三が走る道を間違えていたのを注意していましたね。
ああ、きっとこの人本番も…と思ってしまいました。心配だー
いつのまにか嘉納先生が…飛行機使っただろ!
そして相当に遅れながらしれっとストックホルムへ到着した嘉納治五郎先生。
あっという間にやってきた気がして、あれ、飛行機使いました?という感じ。
やっとストックホルムで合流できて嬉しかったのかもしれない治五郎先生と、現地で疲れ切りながらもなんとか奮い立たせている四三と弥彦。
この両者の空気感の違いがすごかったですね。
現実は厳しいということか。
来週治五郎先生が白夜にキレるんだろうな笑 楽しみです。
次回11話のあらすじ
1960年東京オリンピックを控える田畑政治(阿部サダヲ)は開会式を研究すべく、ストックホルムオリンピックの記録映像に見入る。
時は1912年7月のストックホルムオリンピック開会式。
「NIPPON」のプラカードを持ち、四三(中村勘九郎)と弥彦(生田斗真)が日本初のオリンピック選手として入場。
そして競技が始まる。
大森兵蔵(竹野内 豊)に緊張を解された弥彦は100メートル短距離走で好タイムでゴールするも順位は惨敗し、200メートルも惨敗に終わる。
プレッシャーと戦い続けた弥彦だったが、晴れやかに最後の400メートルの走りへと向かう!
まとめ
今回は日本初のオリンピックへ出場した人たちの辛さ、大変さが描かれましたね。
こういうところがきちんと描かれて良かったです。
だって初めてのことは簡単じゃない。
それでも挑戦することを選んだ彼らは素晴らしいなと思えるからです。
来週も奮闘しますように!