< 3話(10月27日放送) >
誰が黒幕なのか分からないダーティ刑事ドラマ『ニッポンノワール』3話が放送されました。
ますます謎が深まる展開です。
疑いが深くなった才門の目的は一体…?
さっそく感想を書いていきます。
前回のあらすじと感想は「『ニッポンノワール』2話感想:早くも警察内部に犯人が…10億円強盗事件の犯人は?(ネタバレ)」をチェック!
『ニッポンノワール』3話のあらすじ
#3 容疑者才門
「碓氷薫(広末涼子)殺害事件」と「十億円強奪事件」。
警視庁捜査一課が追い続けた2つの事件は死亡した理事官・本城諭(篠井英介)の犯行ということで幕を閉じた…かのように見えた。
「本当に本城が首謀者なのか…」
「俺にハメようとした黒幕も本城だったのか…」
明らかに何者かによる事件の早期幕引きの狙いが見え隠れする中、遊佐清春(賀来賢人)は警察上層部に対する疑念を拭えないでいた。
一度は捜査終了を命じられるも、捜査一課長・南武修介(北村一輝)の独断で、捜査を続ける清春ら旧碓氷班。
すると十億円強奪事件の実行犯の1人・風間岳人が、実は警察が作り上げた架空の経歴である可能性が浮上する。
なぜ警察は十億円強奪事件の実行犯グループに風間を送り込んだのか。
謎が謎を呼ぶ中 清春は、風間の正体と公安のエース・才門要との間に過去にあった意外な接点の存在に気が付く。
才門が事件の黒幕だったのか…?
裏切りに次ぐ裏切り…止まらない謎の連鎖はさらに加速。
主人公を含め誰も信用できない—第3話 開幕。
3話見どころは、才門と亡くなった婚約者・深水星良の過去
前回さらっと才門自身が、亡くなった星良の婚約者だったと喫茶店で告げていました。
当然ながらこのことが事件や才門の現在の行動の動機になっていると考えられます。
今回、二人が過去どのような付き合いだったのかが垣間見れるシーンがあります。
また、星良と亡くなった碓氷薫もとても仲の良い親友と呼べる関係だったことも明らかになります。
薫の死もそれに繋がってくることが判明してきます。
『ニッポンノワール』3話の感想 (ややネタバレあり)
前回才門が証拠の偽装をして本城に濡れ衣を着せたところまででした。
才門は一体何のためにそんなことをしたのか?
才門が黒幕ってこと?という疑問が解き明かされて行きます。
本城の娘・芹奈はまず一回反省しようか?と提案したい
前回本城理事官が親心、娘のために10億円強奪事件で使われた車両の証拠を消すという犯罪の証拠消しに加担。
そのせいで才門に利用され、今度は清春に罪をきせる工作をすることに。
最終的には清春に追い詰められ、撃たれて亡くなってしまう。
自分が首謀で10億円強奪したわけでもないし、娘も事件に関わっていた訳では無い。
だから死ぬ必要無かったよなと今でも思っていて、少し可哀想…
そんな風に本城理事官が利用されてしまったのは、そもそも娘の素行が悪くて、半グレのベルムズなんかとつるんでいたせい。
それなのに全く反省せず、父親の死は清春のせいだと思ってる風の娘・芹奈(佐久間由衣)に違和感。
まぁ彼女が情報源で今回捜査が進んだ訳なのですが…
ちょっと心情的にどうなのかなとは思う。
それを言うなら名越もなんですけどね…
ちょっと「3年A組」を引きずり過ぎた脚本にぞわぞわ
初回から「ベルムズ」とか「フェイク動画」などのワードが出てきて、宮城刑事も出てきて『3A』と同じ世界線だということは匂わせていました。
ただ続編でも無いのにあまりに引きずるのはいかがなものかと。
今回『3A』で使われたフェイク動画の映像と、10億円強奪事件の犯人が撃ち合っている映像の作りが似ているということで、その映像を作った放来撮影所へ出向きます。
ファイター田中とか出てきちゃうし。
あまりにも引きずりすぎでは無いでしょうか?
今作の本筋と関係あるんだろうか?(無さそう)
『3年A組』と今作では若干テイストが違うと思うんですよね。
前作は完全にティーンとか若者向けだったのに対して、今作はもう少し上の年齢層に向けていると思うし。
それを無理やり前作と関連付けられても、いい印象は無いです。
シンプルに言うと、鼻につくっていうか…
前作はあのキャストであのテイストだから若者に刺さったんだろうし、今作はまた完全に別物ではないでしょうか。
黒幕は未だ分からず。南武が怪しい?
深水星良はカウンセラーとして付き合いのあった犯罪を犯した青年、宝生に刺されて殺された。
その宝生が警察の手助けによって整形し出所、今回の10億円強奪事件の犯人のひとりとなっていた。
つまり一部警察の思惑で10億円強奪事件が行われ、その犯人たちは最終的に消された、と。
さらにそれを暴こうとした碓氷薫警部も殺された。
才門の動機は分かりやすく、星良の死の謎をはっきりさせたいということでした。
星良は生前「私はあるプロジェクトに参加している。危険な目に合うかもしれない。」とこぼしていました。
星良はカウンセラーだったよな…警察の極秘プロジェクトに関わるような立場とは思えず…謎。
才門はホンボシは南武だと考えていると言っていましたが、南武だったとしたらやはりまだ動機が見えないですね。
現時点からではどうとでも理由付けできそう。
やはり10億というお金が未だ見つかっていない、亡くなった薫が隠している状態なのでそこに動機が繋がるんでしょうね。
さらに南武が克喜の父親かもしれないということまで言っていました。
お、おう…まだ何も分からない…
次回『ニッポンノワール』4話のあらすじ
#4 捜査一課長の嘘
「十億円強奪事件」と「碓氷薫(広末涼子)殺害事件」。
2つの事件をつなぐ黒幕を追う遊佐清春(賀来賢人)。
同じく黒幕を追う才門要(井浦新)は「南武(北村一輝)がホンボシだ」と清春に告げる。
さらに携帯電話の解析から薫は殺害された当日、南武に呼び出されていたことも判明。
捜査一課長でもあり捜査の指揮をとる南武がなぜ…深まる疑惑。
その一方で、南武には事件当日、江國光成(杉本哲太)と海外視察に行っているという鉄壁のアリバイもあった。
相手の弱みを握って利用するのが実に巧かったという南武。
このアリバイの裏には何かがある…そう判断した清春は南武と直接対峙を決意する。
しかし…その現場にはまさかの“裏切り者”が潜んでいた。
誰が真の敵なのか…清春に味方と呼べる存在は本当にいるのか…
人間関係と心理が複雑に渦巻く第4話開幕。
最後に
3話まできましたが本当の黒幕に繋がっていく感覚が無いです笑
まだあと二人くらい通り過ぎてからやっと黒幕に繋がるのかもしれません。
克喜くんの様子がおかしいのが心配ですが、まさかこの少年が黒幕なんてことは無いよな?
そんなんだったら嫌な予感しかしない…
なんだか全体的に不安な展開です。