ドラマ『わたし、定時で帰ります。』

感想『わたし、定時で帰ります。』10話最終回:デスマーチの果てに結衣が見たそれぞれが大事にするもの(ネタバレ)

< 10話(6月25日放送) >

前回の放送は地震の影響で導入部分のみで終わってしまったので、仕切り直しの再放送。
同じ曜日同じ時間にやってくれて嬉しい!
待ちに待った最終回の感想を書いていきます。

前回のあらすじ&感想は「感想『わたし、定時に帰ります。』9話:残業とは何なのか、福永のやり方がほんとに良くない!(ネタバレ)」をチェックしてください。

『わたし、定時で帰ります。』10話のあらすじ

巧(中丸雄一)に「結衣ちゃんとは結婚できない…」と告げられ、途方に暮れる結衣(吉高由里子)。
そんな中、外注先が倒産し制作4部のメンバーは窮地に陥る。

さらに「星印工場」から呼び出された晃太郎(向井理)は契約を進める条件として、福永(ユースケ・サンタマリア)を案件から外すことを要求される。
その事を聞いた結衣は、ついに福永と対決するが…果たして結衣はチームを守ることができるのか?

定時の女が最後に選ぶ、新時代の働き方とはーー、そして巧との関係、晃太郎との恋の行方は?

10話の見どころは、結衣と種田の恋の行方!そして見つける働き方の結論とは

なんだかんだで二人の関係がどうなるのかが気になるところですよね。
巧が急に別れようと言い出した理由とは…
そして種田とやり直す可能性はあるのか…?

滅茶苦茶大変な仕事を通して、働き通しの種田に結衣の気持ちは伝わるのか…
そして種田は倒れずに最後まで戦えるのか。
これまで同僚の色んな働き方を見てきた結衣が見出した結論とは?

『わたし、定時で帰ります。』10話の感想 (ネタバレあり)

はー、今期楽しかったドラマが終わってしまう…
なんだろう、もう寂しいし結衣ちゃんが会社に居て欲しい…笑

巧なんなの!?やっぱり浮気か!!

結衣の婚約者の巧、前回突然「結衣ちゃんとは結婚できない」と言い出しましたがその理由はやっぱり浮気でした!!
なんとなくそうだろうなとは思ってましたけどね…ガッカリ…
もちろん浮気が直接の原因でなく、結衣との結婚に迷いが出てきていたのでしょうけど。

それにしても浮気相手は会社のアノ先輩でしょ?
怪しいと思ったんだけど、巧が結婚すると知ってて、しかも結衣ちゃんとも面識があるのに…
あー絶対人のものが欲しくなる典型的な質の悪い女だなと思いました。
結果その二人も上手く行かなかったようだし、まぁそういうことですよね。

意外にも、引き際が奇麗だった福永。悪い奴じゃない…のか!?

福永は社長時代からもちろんすごく頑張って仕事をしてきたんだと思います。
後に「定時で帰れる会社があるなんて信じられなかった」と言っているように、自分がそういう環境に居なかった、または目指さなかったために、そういう働き方があることを知らなかっただけなのかもしれません。
きっと自分の仕事では叶わないと信じ込んでいて、みんな遅くまで働くものだと思い込んでいたというか。。

頑張って頑張って働いても結局は福永の会社は傾いてしまったし、今の部長職でさえも向いていないと言う福永。
それでも頑張って働かなきゃいけない、生きていくために。
確かにそうですね、どんなに嫌な仕事であっても簡単にやめるわけにはいかないし。

種田に案件を外れて欲しいと言われると、意外にもあっさり了承した福永。
なんだかんだこの二人の間には不思議な信頼関係があって、種田が本気で決めたことならと受け入れたのかもしれません。
意外とすんなり受け入れたし、嫌味も言わずにさらっとしていた福永に好感を持ちました。

最後に、種田は仕事が好きで、仕事を取ったら何も残らないと思ってるから長時間働いているんだ、それってそんなに悪いことかな?と結衣に言って立ち去りました。
確かに何も悪くない。。
仕事が好きなワーカホリック気味な人って割といます。
でも自分の健康は自分で守らないといけなくて、好きでやっているからこそ無理してるかどうかが自分で分かりにくいんだと思います。
その無理している状態が普通であると周りが認識してしまうと、さらに無理を重ねて倒れたりする可能性が高まる。
だからしっかりと時間管理が必要なんでしょうね。

理解できない人の価値観を知ろうとした結衣ちゃんが素敵

結衣ちゃんはなんでこんなに出来た人なんだろう?と思ってたんですがどうも作者の方が理想の上司として結衣を描いているらしいです。
確かに怒りもせず、優しく話を聞いてくれ、励ましてくれ、たまに矢面に立ってくれ、代わりに怒ってくれ、守ってくれて。
ほんとだ、理想…
そして定時に帰っていいよと言い、自分も帰る。素晴らしい。
みんなの為に社長に直訴して人員を調整してきたのも素晴らしい行動力だなと尊敬します。

今回結衣は何度も種田に休むように言いましたが、どうもゾーンに入ってしまった種田は全く帰りもせず、食事もとらず休憩もせず仕事しまくっている…
言っても休まないし、なんでそうなるのか理解できなかった結衣は種田のように仕事をしてみて気持ちを確かめようとしました。

相手が種田で、差し迫った状況だったからそうしたのかもしれないけれど、自分と違う価値観を知ろうとして行動を起こすってなかなか出来ないと思います。
巧と別れた時に自分で言ってましたが、好きになると人の都合のいい一面しか見なくなって本当の部分を見ない。
それが自分の欠点だと。
今回、種田の色々な部分、自分にとっては理解できない仕事の仕方をするところに踏み込んで理解しようとしたんですね。
自分のことも良く分かってるし、人のこともよく見ているから出来ることです。
思えば種田のことだけじゃなく、ほかの仲間のこともそうやってずっと見守ってきたんだなぁ…
すごい、結衣ちゃん。

種田と結衣の結末!

結局のところ種田は別れてもずっと結衣ちゃんのことが好きだった訳でしょ?
多分巧がいたから自分は遠慮していたんだと思うけど。
結衣のことを心配して泣いていた種田くんも可愛かったし、仕事のできる種田もなんだか可愛かったなぁ…
この役、向井理で良かったです。

「うちに来るか?」と結衣ちゃんに言った種田、グッジョブ!
嬉しそうな結衣の顔も良かったし、最後はなんだか幸せになれる終わり方でとても良かったです。

まとめ

今作、仕事内容が自分の今の仕事に似ていて共感しまくったり、過去の修羅場を思い出して身もだえたりしながら見ました。
素晴らしくリアルな脚本と、人間性の素晴らしい結衣ちゃんを始め、仕事で奮闘するキャストの面々と一緒に仕事しているような気持ちになりみることができました。
結局仕事の仕方や大切にしているものは人によって違うし、時と場合によっても変わることがあるから一概には言えないけど、
それぞれが大切にしているものを守りながら仕事をしていると思えば、いい関係が作れそうな気がしてきますね。
現代における働き方の多様性や問題点に注目を集めたとても良いドラマだったと思います!
続編期待!来栖がスーパープロデューサーになるまで見守る笑