『シャーロック』

『シャーロック』6話ネタバレあらすじ感想:吉川愛と和田正人、霧島れいかがゲストで好演!

ドラマ『シャーロック』

< 6話(11月11日放送) >

『シャーロック』6話のネタバレあらすじと感想です。
今回も複雑な事件でしたが獅子雄がズバッと解決。
ゲストが豪華でこれまた演技派揃いでしたね。
早速感想を書いていきます。

前回のあらすじ&感想は「『シャーロック』5話ネタバレ感想:葉山奨之とモンテクリスト伯な共演!母親は流石の若村麻由美」をチェック!

『シャーロック』出演者・スタッフ

『シャーロック』出演者

誉 獅子雄 -ディーン・フジオカ
若宮 潤一 -岩田剛典

小暮 クミコ -山田真歩
レオ -ゆうたろう
江藤 礼二 -佐々木蔵之介 ほか

『シャーロック』スタッフ

原作-アーサー・コナン・ドイル『シャーロック・ホームズ』シリーズ
脚本-井上由美子

『シャーロック』6話のあらすじ

 誉獅子雄(ディーン・フジオカ)が珍しく眠っていると、いつものように江藤礼二(佐々木蔵之介)が捜査依頼に来ている。
江藤が若宮潤一(岩田剛典)と見ているのはテレビやネットで話題持ちきりの前世殺人のニュース。
17歳の女子高校生・高遠綾香(吉川愛)が自ら告白した殺人を捜査すると遺体が発見されたのだ。
しかし、遺体は死後20年以上が経過している。
綾香は自らが生まれる前の殺人について、前世で殺害したと証言したのだ。
若宮と江藤が事件について意見を交わしていると、獅子雄が起きてくる。
獅子雄は過去に発生した前世の記憶について語り、前世殺人だったら盛り上がると飛びついた。

獅子雄は若宮、江藤とともに綾香の家に行く。
娘を罰するつもりで来たのかと憤る母親の美樹(霧島れいか)に対して、父の一也(二階堂智)は冷静に対応。
獅子雄は前世の記憶を持つと言われる人間が存在したことを綾香に話して心を開き、話す機会を得た。
綾香の部屋に入って話を聞く獅子雄は、彼女が不眠症であることを見抜く。
綾香は塾帰りに男から襲われそうになったPTSDから不眠症になり、大学病院でカウンセリングを受けていた。

綾香を治療していたのは、PTSDの権威、平田初雄教授(伊藤洋三郎)。
しかし、平田はすでに退官していた。
獅子雄たちは平田が勤めていた大学病院を訪ね、准教授の宇井宗司(和田正人)と会う。
宇井は平田退官後、患者を引き継いでいた。
公式サイトより

『シャーロック』6話のネタバレあらすじ

ある幸せそうな一家。娘の17歳のバースデイのお祝いをしている。
しかしその高校生の娘が突然、「じゅんちゃん…」「私が殺した…」と殺人事件の詳細を語り出す。
娘の様子がおかしいと感じた両親は警察に届け出る。
娘が言っていた遺体を埋めた場所から、実際に誰かに殺害された白骨遺体が出たのだ。
江藤と小暮が家に聞き込みに来るが、白骨遺体は20年前のもの。
高校生の娘に犯行が出来るはずもないが、自分が殺したと言う娘。まさかの前世での記憶?

綾香のPTSD治療について医者に聞き込み

いつものように江藤は獅子雄と若宮に捜査の手伝いを依頼する。
娘・綾香(吉川愛)に聞き込みに来ると、以前男に襲われそうになりトラウマ(PTSD)の治療のために医者に通っているとのこと。
夜眠れなくなり、睡眠導入剤も飲んでいるとのこと。
綾香がかかっていたのはPTSDの権威・平田教授。若宮も知っている有名な教授だ。
しかし平田教授は退任しており、その後は宇井(和田正人)という男が患者を引き継いでいた。

宇井にも聞き込みをする若宮と獅子雄。
しかし患者のことは一切話せないと突っぱねる宇井。
前世はあると思うか?という獅子雄の問いに、バカバカしくて真面目に答える気にもならないと宇井。
研究室では、よく鳴くカナリアを飼っていた。
動物がいると患者の心が和らぐとか。
しかし宇井が近づくと鳴くのをやめるカナリア。

白骨遺体の正体が分かる

白骨遺体は20年前、当時26歳だった女性教師「じゅんちゃん」だった。
江藤からの電話を宇井の研究室で受けた獅子雄。
遺体の衣服から微量の「アラビアゴム」が検出されたとのこと。
「アラビアゴム」は絵の具などによく使用されることから、江藤は綾香の母親、陶芸家の美樹が怪しいと睨んでいた。
しかし「アラビアゴム」は水彩絵の具に使われるもので、陶磁器に使う絵具には入っていないことが判明。
あっさり美樹が怪しい線は絶たれた。

獅子雄と若宮は平田教授と、その後を引きついだ宇井の研究論文を全て取り寄せ、その内容を調査しだした。
また、獅子雄もカナリヤを買ってきて部屋で育てることにした。

綾香の病状は改善、前世の記憶については未だ心配だが親身な宇井

定期的に宇井のカウンセリングに通っている綾香。
母親の付き添いの元カウンセリングにやってくると、PTSDについては改善したものの、やはり前世の記憶についてが気になっていた。
美樹は綾香の心配をしていたが、宇井は私が力になるから何も心配はいらないと。

獅子雄が宇井の研究室にやってきて「炭鉱のカナリヤって言葉知ってますか?」と話しだす。
カナリヤは人間よりも有毒ガスに弱いので、炭鉱夫たちはカナリヤと一緒に炭鉱に入る。
カナリヤが騒ぎ出すと落盤が近いと考え、撤退するのだと。
宇井の祖父は炭鉱で働いていおり、そのことは宇井も知っていた。
さらに獅子雄に指摘され、宇井は高校を中退し、少し回り道し25歳で大学に入りなおしていると言う。

獅子雄は宇井にどうやって綾香の治療をしているのかと追及する。
たかがカウンセリングでトラウマが直ると思えないと煽ると、ほかにも治療方法はあると宇井。
「記憶操作とか?意図的に記憶を消したり植え付けたりする。アメリカでは特定の記憶を消す実験が成功したそうですね。」
「まぁ俺に言わせれば下手なSFだけどな。」
「SFでは無い!マウス段階ではエビデンスがあります!」とムキになる宇井。

獅子雄の捜査が佳境に…

獅子雄が突然若宮に聞く。
「医者として意見を聞かせてくれ。精神科医にとって理想的な治療とは何だ?」
「何課だろうと関係ない、患者が健康になってもう病院に来ないことだ。」
何かを思った獅子雄は若宮を連れて再び綾香の元に。

綾香は自ら若宮と獅子雄に、思い出したことを語りだした。
思い出したのはその場所の光景と「じゅんちゃん」という名前。
建物の位置関係やドアの位置などを確認した獅子雄。
宇井のカウンセリングには基本一人で行っていたようだ。

そして母親の美樹が宇井と同じ島根出身であると分かった獅子雄は何かの確信を得た。
平田教授の家の前にカナリヤを連れて行くと大人しくなってしまうカナリヤ。
その様子を見て母親の美樹の島根時代についてと、平田教授の家を捜索しろと江藤に電話する獅子雄。

平田教授の死と遺書での告白

平田教授は練炭による自殺を試みており、遺体が見つかった。
しかし練炭による一酸化炭素中毒死ではなく、心筋梗塞が死因だった。
側には遺書もあった。
平田教授はカウンセリングの様子をビデオに撮って研究材料としていた。
「これが前世殺人だ。」と獅子雄。

ビデオを見るとある若い女性患者のカウンセリング風景が映っている。
若き平田教授が悩みがあるのか?と聞くと
「悩みなんてない、あの方が行くべき道を決めてくれたから。」
そして自らの殺人を語りだす女性。
その女性の告白を医師としての守秘義務で告発しなかったことが本当に良かったのかと後悔していると遺書に書かれていた。
このビデオの告白を綾香に記憶を植え付ける為に使ったとあった。
ショッキングなエピソードの方が記憶が定着しやすいからだそうだ。

平田教授の死の謎と獅子雄の真相解明

獅子雄は宇井が犯人だと睨んでいた。
平田教授の遺書は宇井が書いたと話す獅子雄。
何故なら宇井が平田教授を死なせたからだと。

平田教授は記憶操作に反対だったが、宇井が勝手に過去のカウンセリングビデオを使って綾香に記憶操作を施したことに気付き激怒した。
その時、平田教授の心臓発作がおき、宇井が薬を飲ませれば救えたのにあえてそうしなかったのだ。
そいて平田教授が亡くなった後で練炭を用意し、自殺したように見せかけた。
その時一酸化炭素が身体につき、カナリヤがそれを感じ取り静かになったのだ。

島根で高校時代を過ごしていた宇井と綾香の母親・美樹。
美樹は当時ストーカー被害にあっていた。
宇井は美樹に恋をして手紙で告白したが、気持ち悪いと好意を踏みにじられる。
さらに美樹は「この人ストーカーです!」と騒ぎ、それが原因で宇井は高校を中退することになった。

平田教授のところに娘を連れてやってきた美樹は宇井の事を全く覚えておらず、
宇井は美樹のことを恨んで娘を記憶操作の実験台にしたのだ。
宇井は医者として記憶操作がものになればたくさんの人が救われると言ったが、獅子雄は宇井が自分を振った美樹に感謝され、いつまでも頭を下げてくれるようにしたかっただけだと指摘。

綾香は実は記憶操作などされていなかった。
宇井が自分の記憶操作しようとしていたので、操作されたかのようにあえて振舞ったのだ。
円満な家庭に見えたが、家庭の中で孤独を感じていた綾香は、家族を少し困らせたかっただけなのだ。

最後に獅子雄は20年前の殺人の告白ビデオ、その女性に殺人を指示したやつの名前を教えろと宇井に問い詰めた。
それは「守谷壬三(もりやじんぞう)」だった。(つづく)

『シャーロック』6話の感想

今回も入り組んだ事件でしたが、さすがの獅子雄がさらっと解決しましたね。
守谷との繋がりもまた出てきて、佳境に向けて面白くなってきました。

和田正人が上手い…若干挙動不審な精神科教授役


和田さんもちょこちょことドラマにイイ役で出演されてますよね。
あまり注目して見たことが無かったけど、やっぱり演技が上手いなと思いました。

今回演じた宇井という男は、元々は真っすぐな青年でしたが、美樹に振られたことが切っ掛けで不遇を受けてしまい、気持ちが歪んでしまったよう。
医者を志したところを見るとやはり人の為になる仕事がしたいという高い志は会あったのだろうけど、
美樹と再会したことで余計に捻くれてしまった感じですね。

獅子雄と話している時、後ろめたいことがあるからですがソワソワと視線が定まらない感じとか上手だなと思いました。
風貌もすっかりヨレヨレなおじさんという感じで…
シャキッとしてればイケメンなのにね。

吉川愛が聡明な女子高生役を好演!


さらに吉川愛も今回知的な女子高生役を好演していました。
母親が霧島れいかなのでDNA的に美しいのはもちろん、見た目から賢そう…
母親は正直微妙な性格でしたが、母よりももっと賢く知恵のありそうな女子高生でした。
彼女が前世で殺人を犯したと話すことで、トンデモSF話も多少リアリティが出たんだろうなぁ。

とはいえ、吉川愛って『はじ恋』で横浜流星演じる匡平のことを好きな女子高生を演じてましたよね。
あの時はとても馬鹿っぽい見た目だった。
ということで見た目の仕上がりの変化がすごい。

若宮を若干認めている?獅子雄、そして守谷へ繋がる

今回は精神科という若宮の得意分野ということもあり…
医者としての意見を聞きたい、などと若宮を頼るシーンもありました。
やはり若宮のことを徐々に認めてきているんですね。

そもそもバイク二人乗りして一緒に住んでる時点でめちゃくちゃ仲良しっぽいですけどね。
若宮も若宮でお金さえきちんと入ってくれば、獅子雄の仕事に協力することは基本的に受け入れているようです。
この人も元々医者なので、困ってる人を助けたい気持ちが強いんでしょうね。
なんだかんだで良いコンビになってきています。

そして今回の事件から20年前の殺人事件へと繋がり、守谷の存在が明らかになります。
罪を犯すことが最高に興奮する、と話す女性の口ぶりからは、守谷に心酔している様子が汲み取れました。
守谷は人を操り、犯罪者にしているのか…?
20年前の殺人から守谷の捜査につなげることが出来るのか…来週期待ですね。

次回7話のあらすじ

誉獅子雄(ディーン・フジオカ)と若宮潤一(岩田剛典)が、いつものようにもめている。
自分のスイーツを食べたと怒る若宮に、獅子雄が証拠を出せと反論。
すると獅子雄は、若宮自身が食べたことを習慣としての固定概念から失念したのではないかとさえ言い出す。
獅子雄は自分が小学生の時にクラスで起きた盗難の例を話した。
教師が固定観念から行った犯人探しを覆して真実を突き止めたと話す獅子雄に、若宮はイヤなガキだとため息。

そんな時、羽佐間虎夫(山城琉飛)という少年が訪ねて来た。虎夫は獅子雄に依頼に来たと告げる。
だが、獅子雄は若宮に任せて奥の部屋へ。
仕方なく若宮が、獅子雄として虎夫の依頼を聞く。
虎夫の依頼は行方不明になった祖父、寅二郎(伊武雅刀)探し。虎夫は河川敷で、寅二郎が持ち歩く小袋を発見していた。
本気で取り合おうとしない若宮に、虎夫は本物の獅子雄を出せと迫る。
すると、うそを見抜いた虎夫に、若宮より賢そうだと獅子雄。
そして、小袋の中を確認した獅子雄は、寅二郎は危険人物かもしれないと、虎夫に発見場所へ案内するよう促す。

小袋の発見場所には、3人分の足跡が残されていた。
しかし、途中で2人に。タイヤ痕もあることから、寅二郎は2人組に襲われ車で連れ去られたと推測される。
だが、付近のホームレスたちは不審な車は見なかったと証言。
獅子雄と虎夫は、寅二郎が行方不明当日に出かけたデイサービスの介護施設へ向かう。
公式サイトより

最後に

来週は少年版・誉獅子雄か?虎夫と獅子雄って…(親子か?)
守谷に繋がる回かと思ったのに、そうではなさそうですね。
でも子役との絡みも可愛いと思うので、また来週見守りたいと思います。
こうご期待!

ドラマ『シャーロック』
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運営者のぴおです。 ドラマ、映画を幅広く見ていて、日々の楽しみにしています。 感想・作品紹介を書いていきます♪
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